高山植物 青い花、紫色の花





登山中に見つけた亜高山帯から高山帯に咲く青〜紫色の花を纏めました。
(山地帯、山林に咲く花も含む。)

並び順は「花期」「(分類ではなく)見た目が似ている」順で並べています。

植物の見分け方については、学術的な見分け方ではなく、その場で
見分けられる視覚的な見分け方について追記していく予定です。








3.青色〜紫色


■スミレ科スミレ属

スミレ 4月 里山(太郎山)




スミレ 4月 里山(角田山)




アカフタチツボスミレ  3月 里山(鎌倉アルプス)




サクラスミレ 6月 霧ヶ峰高原

 






ホタルカズラ(ムラサキ科ムラサキ属) 4月 角田山








ヤマフジ 5月 荒島岳








シラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属) 5月初旬 佐武流山

絶滅が危惧される日本固有の1属1種の多年草




シラネアオイ 5月下旬 八間山








ショウジョウバカマ(ユリ科ショウジョウバカマ属) 5月初旬 荒海山

湿ったところを好むが、丘陵帯から高山帯の高層湿原まで幅広いエリアに
生息している。








カタクリ(ユリ科カタクリ属) 5月 荒島岳

早春の落葉樹林を飾る植物として、季節の話題にのぼる球根植物。
山地帯から亜高山帯に分布している。








ミヤマアズマギク(キク科ムカシヨモギ属) 6月 八方尾根(白馬)

北海道や中部地方以北の高山帯に分布。花期は7〜8月とされるが、昨今
温暖化の影響で6月に開花している。








ユキワリソウ(サクラソウ科サクラソウ属) 6月  八方尾根(白馬)

亜高山帯から高山帯の湿った岩場に生育する。








イブキフウロ(フウロソウ科フウロソウ属) 7月 美ヶ原
ハクサンフウロに見えるが、花弁が3つに割れている。




グンナイフウロ(フウロソウ科フウロソウ属) 6月 見晴岳(浅間連峰)付近

名前の由来は山梨県郡内(ぐんない)地方で最初に発見された事から
名付けられたとの事。








■アヤメ科アヤメ属

アヤメ 7月 四阿山




アヤメ 7月 池の平(浅間連峰)




ヒオウギアヤメ 7月 志賀山




シガアヤメ 6月 志賀高原・木戸池付近

志賀高原固有、アヤメとヒオウギアヤメの自然交雑種で両種の中間的な
形態をもつ。








ノハナショウブ 7月 八島ヶ原湿原(霧ケ峰)




ノハナショウブ 7月 八島ヶ原湿原(霧ケ峰)




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※アヤメとノハナショウブとの見分け方

ノハナショウブの方が赤見の強い紫色で、黄色の筋部分が長細い
逆三角形に見える。

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クガイソウ(オオバコ科クガイソウ属の) 7月 北陸・経ヶ岳

林内や草地に生える多年草。花期は7-8月。




手前にクガイソウ 8月 入笠山

奥にハクサンフウロや右手前にクサフジなど。








カワミドリ(シソ科カワミドリ属) 8月 茂来山(長野県東部)

湿った山地帯などに生息する。








クサフジ(マメ科ソラマメ属) 8月 入笠山

フジに似ているのが名前の由来だがマメ科ソラマメ属。
山地の草原の日当たりの良い場所や林縁に生える。








■リュウゼツラン亜科ギボウシ属

花期は7-9月。

オオバギボウシ7月 白木峰




オオバギボウシ(白) 8月 道後山(中国山地)




コバギボウシ 8月 入笠山




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※オオバギボウシ と コバギボウシ の違い

オオバギボウシの花の色は、白色や薄い紫色
コバギボウシの花は紫色、濃紫色

オオバギボウシは葉脈が隆起しているが、
コバギボウシは葉脈が凹んでいる。

オオバギボウシは林地や草地などやや乾いた場所を好む
コバギボウシは湿原など湿った場所を好む

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■シソ科ウツボグサ属

タテヤマウツボグサ 6月 白馬 八方尾根




ウツボグサ 7月 霧ケ峰




ウツボグサ 7月 鷲ヶ岳




ウツボグサ 7月 八島ヶ原湿原(霧ケ峰)








ハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属) 7月 四阿山

北海道〜中部地方以北の高山帯の湿り気のある場所に自生する。
ピンク色っぽい個体が多いが、こちらは青味が強い








ウルップソウ(オオバコ科ウルップソウ属) 6月 硫黄岳と横岳の鞍部

寒冷地や高山帯のガレ場、砂礫地に自生する高山植物だが、日本では
ごく一部にしか咲いていなく、北海道礼文島、白馬岳と雪倉岳、
硫黄岳と横岳の鞍部・硫黄岳山荘付近の砂礫地だけ




ウルップソウ 6月 硫黄岳山荘付近








サワギキョウ(キキョウ科ミゾカクシ属) 8月 入笠山

茎の高さは50cmから100cmになり、枝分かれしない。
全体に毒性の強いアルカロイドを持つ有毒植物なので注意。花期は8-9月。








マツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属) 8月 牛伏山

日本の固有種で、山地の草原に生育。マツムシ(スズムシ)が鳴くころに
咲くことが和名の由来であるとする説がある。花期は8-10月




マツムシソウ 8月 入笠山




マツムシソウ 8月 美ヶ原




マツムシソウ 9月 八島湿原(霧ケ峰)




マツムシソウ 9月 浅間連峰・湯ノ丸山








タカネマツムシソウ 10月 北アルプス朝日岳








ヤマアジサイ(アジサイ科アジサイ属) 8月 三瓶山

沢沿いの湿り気の多いところに生える。花期は5〜8月。




ヤマアジサイ 8月 大峰山 山上ヶ岳




ヤマアジサイ 8月 和賀岳










■キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草

ツリガネニンジン、ハクサンシャジン、イワシャジン、ヒメシャジンなど

ツリガネニンジン 8月 美ヶ原




ツリガネニンジン 8月 入笠湿原




ツリガネニンジン 8月 道後山(中国山地)




ツリガネニンジン9月 以東岳









ハクサンシャジン 8月 秋田駒ケ岳




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※ツリガネニンジンとハクサンシャジンの違い

ハクサンシャジンの方がツリガネニンジンより大型で花数が多く段になって
花をつけるとされるが、植物学上決定的な違いはない事からハクサンシャジン
を認めない見解もあるらしい。

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イワシャジン 8月 焼石岳




イワシャジン 7月 美ヶ原








ヒメシャジン 9月 八島湿原(霧ケ峰)




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※ツリガネニンジンとイワシャジン/ヒメシャジンの見分け方

ツリガネニンジンは花冠から雌しべが突き出でており、
イワシャジン/ヒメシャジンはそれほど突き出でておらず見えない場合が多い。

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※イワシャジンとヒメシャジンの見分け方

イワシャジンの葉は線形で細長いが、ヒメシャジンは披針形

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■キキョウ科 ホタルブクロ属

イワギキョウ 8月 木曽駒ケ岳








ヤマホタルブクロ 8月 美ヶ原








■キンポウゲ科、レンゲショウマ属

レンゲショウマ 8月 アカノラ山
日本の固有種で1属1種。
深山のやや湿った薄暗い林床に見られる。他、鼻曲山で見られる。








■キク科

ノコンギク 8月 牛伏山(美ヶ原高原)




ノコンギク 8月 入笠湿原




ノコンギク 9月 浅間連峰・草滑りにて




ノコンギク 9月 霧ケ峰




ノコンギク 9月 鼻曲山(浅間隠山近く)




ノコンギク 9月 森吉山




ノコンギク 9月 守屋山(信州百名山)








ミソガソウ? 9月 大笠山




不明の花 7月 大滝山(北アルプス・常念山脈)




不明の花 8月 茂来山(長野県東部)








■キンポウゲ科トリカブト属

有毒植物の一種として知られる。特に葉の部分を食用の山菜などと誤認し
食中毒する事例がしばしば報告される。時期としては3月から5月が多い
のが特徴で、食用種の新芽との誤認だと見られている

トリカブト 8月 八幡平





トリカブト 8月 奥大日岳




トリカブト 9月 竜門岳(朝日連峰)





トリカブト 9月 霧ケ峰




トリカブト 9月 浅間連峰・草滑りにて




トリカブト 9月 八島湿原(霧ケ峰)








■リンドウ科リンドウ属

中部地方以北の亜高山帯、湿原や草地に生える多年草で、
秋の湿原を代表する花の一つ。

エゾオヤマノリンドウ 9月 森吉山




オヤマリンドウ 9月 大日ヶ岳




オヤマリンドウ 9月 乳頭山




オヤマリンドウ 9月 有明山




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※オヤマリンドウとエゾオヤマリンドウの見分け方

オヤマリンドウはエゾリンドウの高山型で小型、花は先端部が少し開くだけ
エゾリンドウの花は横に開く。

オヤマリンドウの花は茎の先端と上部にしか付かないが、
エゾリンドウの花は茎全体に付く。

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ツユクサ(露草)  10月 里山(鎌倉アルプス)











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