平ヶ岳  日本百名山【26】



 登頂日 : 2010/7/31-8/1

 天気  :曇り、時々晴   / 気温:24℃〜15℃

 コース1日目: 7:15 鷹ノ巣登山口 → 下台倉山 → 台倉清水 → 白沢清水 → 15:00 池ノ岳 → 幕営、湿原・水場散策、就寝

 コース2日目: 4:30 池ノ岳 → 平ケ岳→ たまご石 → 池ノ岳 → 白沢清水 → 台倉清水 → 下台倉山 → 13:00鷹ノ巣登山口





 難易度: 上級 / 総歩行時間: 13時間40分※ / 総歩行距離: 26Km / 登山時推定消費カロリー: 8357Kcal / お薦め度:★★★★

 ※ コースタイム:11時間



今回登る平ヶ岳は、新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界にある山で、
利根源流の最高峰でもある。登山ルートは『国道352号』からの鷹ノ巣登山口
ルートが唯一で、道中は山小屋、非難小屋もない為、健脚者向けの山として
知られる。山頂には高層湿原が広がり、越後三山、燧ヶ岳、至仏山、武尊山
といった名峰を一望できる抜群の眺望が魅力。

今尚、秘境の趣をたたえた名峰である。





前回の越後駒ケ岳、燧ケ岳に続いて、まずは秘境?『国道352号』を走った先に
ある鷹ノ巣登山口へ向かう。





自宅を深夜1時に出発し、片道300キロ5時間掛けて
なんとか登山口へ到着した。





前回越後駒ケ岳は寝ずにそのまま出発したが、
今回は駐車場で仮眠を1時間だけ取り、登山届けを提出して出発!





今回はテントに寝袋、水3.5L+ビールや食料他を積んでおり
ザックの重量は20キロ、睡眠不足と暑さも重なり、体がかなり重かった。





登山口から間もなく、痩せ尾根が続く。


下台倉山までこの尾根が2時間以上続く。





曇り空ながら湿度が高く蒸し暑い。
汗が大量に吹き出し、水を飲んでも飲んでも喉が乾く。





下台倉山へ到着。地図には2時間10分と記載されているが
暑さのため3時間近くも掛かってしまった。(´Д`)∴





何名かの方とすれ違ったが、他の方も水の消費が激しかったらしく、
会話の内容はこの先にある水場の話題に集中した。





話題の台倉清水へ到着。

2分程急坂を下った所に水場があり、ここで水を大補給した。
この時既に2L以上飲んでいたが、ここで2L補給し、且つ水をガブのみした。





次いで白沢清水の水場へ。ここが飲料できる最後の水場となるが
水溜りのようで、羽虫や葉が浮くここから水を汲む気になれず、スル―して
しまった。台倉清水で大補給しておいて良かった。





白沢清水から池ノ岳までは急登となる。
標高は低いがアプローチがとにかく長くハードな山だ。






池ノ岳の南方には平ヶ岳。






池ノ岳の山頂部へ。トンボが沢山飛んでいる。





奥へ進むと高層湿原が広がっていた。
辺りを散策してみよう。







登山口から池ノ岳までの道はかなり荒れていたが
高層湿原は木道が敷かれ、別の山かと思うほど大変よく整備されていた。










平が岳の台地は、古い平坦な土地が隆起してできているが、
侵食される以前の地形を今に留めて広大な高層湿原を形成しているらしい。










この日、平が岳山頂部に泊まったのは、同タイミングで切磋琢磨して
登ってきたオッちゃん2人だけだが、水場の麓に幕営されたので
今現在ここにいるのは自分だけ。なんという贅沢(*´∀`)





鳥の囀りとカエルの鳴き声しか聞こえない♪









散策を終えた所で幕営したウッドデッキの上でのんびり過ごした♪







この日のディナーはカレー。






外で食べるカレーはやっぱり旨めぇ〜。










翌朝、AM4:15の平ヶ岳。空が微かに明るくなってきた。






AM4:30南方の燧ケ岳。






AM4:45





2010/8/1 AM4:50池ノ岳からの日の出。













テントへ戻り、ザックを背負って平ヶ岳へ向かった。






少しガスっているけど清々しい朝だ(´▽`)


















自身100名山40座目の平ヶ岳へ登頂!(・∀・)v







続いてたまご石へ行ってみる。近いと思ったら意外と遠かった。







やっと辿り着いたら、「風化して危険だから近づくな」との事。
なんじゃそりゃ〜(`・Д・)_┳………






しかし遠目で見るのも良い。本当にたまごが乗っているようだ。
来てよかった。





この山で見つけた茸たち。












※2010/6/13に燧ケ岳から眺めた平ヶ岳








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