斜里岳   日本百名山



 登頂日: 2013/10/13

 天気 :曇り、後雨   / 気温:7℃〜-1℃  

 コース: 8:40 清岳荘 → 下二股 → 旧道沢コース → 上二股 → 馬の背 → 11:55 斜里岳 12:05 → 12:25 馬の背(昼食) 12:45 → 上二股 → 親道 → 熊見峠 → 下二股 → 15:00 清岳荘


 ※北→


難易度: 中級 【体力:2.5 技術:3.5】※1
総歩行時間:  5時間50分 ※2
お薦め度:★★★★ ※3






※1 旧道コースは沢登りの連続で、渡渉あり、滝の横の岩場登攀あり、とかなり楽しめるが、 難易度としては、100名山という事でよく整備されており、また山の鉄分で赤茶けた岩場は滑り辛く 水位も低いため、沢登りとしてはそれほど難しくない。登山靴で登れる。

※2 コースタイム   : 7時間20分(山と高原の地図)

※3 ジャガイモ畑が広がる山麓に美しい裾野を広げるこの火山は、遠くからは単調な独立峰かの様に見えるが、 稜線から派生する尾根や谷が複雑で様々な景観を見せてくれる。展望もかなり良い模様。








昨日の羅臼に続き、この日は知床半島の付け根、知床山系と阿寒山系の中間
に位置する斜里岳へ登る。オホーツク富士、斜里富士とも呼ばれる山だ。

天候は曇で斜里岳は中腹から雲で隠れてしまっている。





※こちらは別日に能取岬から撮った斜里岳のシルエット





ダートの林道を7キロ程走り、登山口のある清岳荘へ到着。
清岳荘は2008年改訂のガイドブックにはプレハブ小屋の写真が載っていたが
随分とモダンで立派な小屋に建て替えられている。







この山の登山道は3つあるが、ここ清里町側・清岳荘脇から延びる登山道を
登るルートが一般的。ここを進むと昔、山小屋があったという広場に出る。
この先から本格的な登山道となっている。








まもなく沢に到着し、ここから沢沿いを歩く









ここ二股より、沢筋の旧道と尾根筋の新道に分岐される。
登りは沢沿いの旧道を使い、下りは見晴のよい新道で下るのが人気らしく
天気の回復も期待してそれに従った。





渡渉は何度か繰り返すが、登山靴が水没する程の水位はなく
また赤茶けた岩は意外と滑り辛く比較的歩き易い。





羽衣の滝






滝の脇を登る。








沢と滝はまだまだ続く♪








方丈の滝は脇を登っていく。








見晴の滝





七重の滝





竜神の滝













沢は上二股で終わり、
上二股から馬の背までは胸突八丁と呼ばれる急坂になっている。




山頂はガスで覆われている模様。





標高1300M付近。麓から眺めた時と同じく、この辺りを境としてガスが出現。









馬の背に到着。 低気圧の影響で風は強い。






ここから先は風に耐えながら大きな尾根道を歩く。





山頂と思われたピークの上には祠があるが、本当の山頂はもう一つ先。





西(左)から強風が吹き付ける。東(右)側が切り立っているので少し
緊張感が涌く。これを登りきると山頂だ。





登頂した。








ガスに覆われ視界はゼロ





三角点は山頂から一段下がった場所にある。









二等三角点





現在氷点下1度。

霧氷を確認。霙も一瞬吹き付けてきた。




尚、翌日10/14に、斜里岳で初冠雪を記録したというニュースを見た。
この日の晩に降ったのか、或いは霧氷を雪と誤認したのかもしれない。



復路。往路と同じ標高1300付近で雲を抜けた。





復路は新道で下山。








新道はアップダウンがあり、二つほど大きなピークを登る。

「展望がよい」らしい尾根は残念ながらこの有様。





熊見峠へ








旧道のある沢を見下ろす





新道から下二股へ下り下山。





下山後阿寒湖湖畔の宿へ移動







途中、屈斜路湖や摩周湖をドライブ。活火山の硫黄山の奥に屈斜路湖





第二展望台より摩周湖

















第一展望台より









雄阿寒岳と、左奥の雲に隠れた山は雌阿寒岳

















道路を歩いていたキタキツネ






この日は町のお寿司屋さんで北海道の定番を頂きました♪








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