火打山 〜 妙高山   日本百名山【34】



 登頂日  : 2012/10/26-27 

 天気   :晴れ、後曇り時々晴れ   / 気温: 8〜-1℃

行程1日目: 10:00 笹ヶ峰 → 黒沢出会 (昼食1) → 富士見平 → 13:10 黒谷池ヒュッテ (幕営・昼食) 14:10 → 15:45 火打山 16:00 → 17:00 黒谷池ヒュッテ テント

行程2日目: 5:30 テント → 茶臼山 → 黒沢池ヒュッテ  → 6:40 大倉乗越 → 8:45 妙高山 9:00  → 大倉乗越 → 茶臼山 → 12:10 テント(昼食、撤収)14:10 → 富士見平 → 16:00 笹ヶ峰


 ↑北


 難易度  : 中級 【体力:3 技術:3】※1
 総歩行時間: 13時間(1日目:5時間、2日目:8時間)※2
 お薦め度:★★★★


※1 火打山は整備の進んだ木道が続き技術1.5、妙高山は溝状の急勾配があり技術3

※2 コースタイム : 13時間10分






以前から登りたがったが、自宅から遠くて敬遠してきた火打・妙高へ
漸く登る時がきた。

初日に登る火打山は、上信越高原国立公園の新潟県糸魚川市と妙高市の境に
ある標高2462mの山で、活火山の焼山と成層火山の妙高山に挟まれた穏やかな
山容の山だ。山名が火打ちだが、意外な事に火山ではないらしい。





この山域は高山植物が豊富で、高谷池付近には天狗の庭を始めとする池塘の
湿原があり、春から初夏に来るのもよかったが、秋の景色も見事で、登るなら
涼しい秋がベストだと思ってい、晩秋にやってきた。





紅葉豊かな山腹を、整備された木道の上を歩きながら登っていく。





谷が開けると、黒沢出会という庭園の様な美しい場所に出る♪





黒沢橋を渡る。





黒沢橋の先は傾斜が一気に強まり、十二曲りという九十九折りの道が続いた。

これを超えると、黒谷池と黒沢池のの分岐点となる富士見平へ辿り着く。





分岐を左に曲がり、黒沢岳の山腹を捲く様にゆっくりと登っていくと
北アルプスが見渡せるという展望台に着く。

今回は北アルプスの代わりに真っ白で幻想的な景色を堪能。





11月初旬まで営業している黒谷池ヒュッテへ到着。





イケメンの従業員に幕営料400円(安い)を払いテント場へ。

この日は誰も設営していない。というか前回の記帳が23日だったので
ここでテントが張られるのは3日振りらしい。


この日はこの高層湿原を独り占めじゃ(≧∀≦)/





テントで少しの間くつろいだ後、火打山へ向かった。


奥に見える丸みを帯びた山が火打山だ。





天狗の庭。湿原と池が広がる。





湿原から少しずつ傾斜を強めながら山頂方面へ向かって木道を進んで行く。





明日登る予定の妙高山が雲の隙間から顔を覗かせた。





途中開けた平らな場所へ出る。
雷鳥の生息地、雷鳥平だ。

残念ながら今回は雷鳥に会えなかった。





更に傾斜を強め、山頂方面へ向かっていく。
もう少しで山頂だ。





そして山頂へ。

もちろん独り占め。










東南方面には、厚い雲から頭を出した妙高山が西日に照らされている。





西方には活火山の焼山が聳える。現在は入山禁止らしい。





北方には日本海が薄ら見える。好天時は佐渡島まで見渡せるらしい。





十分に景色を堪能したところで、黒谷池へ戻った。





復路にはまた往路とは違う場所と錯覚するかの様な
美しい景色が広がっていた!





夕日を浴びながらの下山となった















水面に火打山が倒影する。





綺麗な景色だ。しかも(くどいが)この絶景を独り占め♪





テントへ戻り一人ディナーを頂き、夜は晩酌をして就寝した。






翌日の妙高山へ





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