北アルプス後立山連峰  鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳   日本百名山【47】




登頂日: 2012/8/16
天気 :曇、時々雨、時々晴れ、後晴れ / 気温: 20〜14℃ 

 コース1日目: 8:05 扇沢登山口 → 11:00 種池小屋 11:30 → 爺ヶ岳 → 13:00 冷池山荘テント場(テント泊)

 コース2日目: 3:20 冷池テント場 → 布引岳 → 4:55 鹿島槍ヶ岳→ 布引岳 → 6:10 冷池テント場 → 8:00 冷池山荘  → 爺ヶ岳 → 10:10 種池小屋11:00  → 13:30 扇沢登山口




難易度    : 中級  ※1
総歩行時間  : 12時間  ※2
お薦め度   : ★★★★★  ※3



 ※1 鹿島槍ヶ岳は、扇沢からのルートが一番容易で中級。五竜岳から八峰キレットを経由して鹿島槍ヶ岳へ向かうルートは鎖や梯子が連続する急峻なルートで上級。

 ※2 コースタイム : 14時間10分  

 ※3 今回は天候が悪く、日の出日の入りが見れなかったが、東西が眺められる冷池山荘テント場がお薦め。







昨日の五竜岳に続いてこの日最初に登るのは、中部山岳国立公園・北アルプス
後立山連峰に属し、富山県立山町と長野県大町市の境にある爺ヶ岳。
また冷池山荘のテント場で一泊した翌朝は、後立山連峰の盟主とされる
鹿島槍ヶ岳へ登る。


扇沢の爺ヶ岳登山口。

五竜岳の疲れは昨晩の温泉ですっかり癒えたが、キレット方面の下りで
痛めてしまっていた膝がまだ少し痛く、ゆっくり登る事にした。





これから向かう種池小屋で一昨日クマさんが参上したそうだ。
会えるかな。(´▽`)しかし看板の設置が早い!





この先、登山道が荒れているという事だが、





全般的に登山道はよく整備されおり、今日明日の山行に難所はなく
易しい山行だった。





種池小屋、爺ヶ岳と稜線で繋がっている岩小屋沢岳。





3時間程でクマさんが登場した種池小屋へ到着。ここで昼食を頂いた。

クマさんは残念ながら黒部渓谷の方へ下山してしまった様で会えなかった。





今日の昼食は旅館の女将にお願いして握って頂いたおにぎり。

海苔がぱりぱりになる様にラップで包んであり、また塩加減が
登山仕様にしていただいており非常に美味しい♪
早朝チェックアウト対応と弁当、ありがとうございますm(_ _)m





爺ヶ岳へ向かう。





種池小屋方面を振り返る。





日本三百名山、新日本百名山の爺ヶ岳南峰へ登頂





爺ヶ岳山頂





爺ヶ岳中峰へ向けて一度鞍部へ下る。





爺ヶ岳中峰へ

爺ヶ岳は雷鳥が多く生息するらしいが 見つけられなかった。





冷池山荘と、その上部に今日幕営するテント場が見える。





奥に立山連峰、麓に黒部渓谷の棒小屋沢が見える。





主稜と赤岩尾根との分岐

夏季の鹿島槍ヶ岳は、赤岩尾根を使うと日帰りが可能になる。





2600Mの高さの稜線に雲がぶつかり東側で積乱雲が発生。
美しい光景を作り出してくれている。





冷池山荘へ500円払い、テント場へ向かう。
生ビールがあるらしいので幕営したら直ぐに戻って来よう(゚∀゚)ノ





しかし小屋からテン場からまで徒歩8分の距離があるらしく
トイレが大変だし、ビールがジョッキだったら返却も大変





テント場へ。時刻はまだ13時を少し過ぎた頃だが既に混雑し始めていた。

お盆という事もあるが、種池小屋のクマ騒動で種池のテン場が幕営禁止となり
こちらに流れてきた模様。





確保した場所は、稜線から少し下に降りた崖っぷちではあるが、
立山連峰と剣岳が眺められる好立地じゃ( ゚∀゚)v

風対策はしっかりとせな。





立山連峰と剣岳への眺望が素晴らしい!





小屋へビールを買いに来た。

やはりジョッキだったので小屋のベンチでゆっくり読書しながら
ルービーを楽しむ事にした。





テントに戻り少し早い夕食

この日は酔いがまわって、あっという間に 寝落ちしてしまった。








→鹿島槍ヶ岳続き






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