北アルプス  ジャンダルム   穂高連峰



登山日: 2015/10/3-4 
 天気 : ☀〜☁/ 気温: 16℃〜-5℃

行程1日目: 7:50 登山者用駐車場 〜 新穂高 〜 白出沢出合 〜 白出大滝 〜 穂高岳山荘(泊)

行程2日目: 5:25 穂高岳山荘 〜 奥穂高 〜 馬ノ背 〜 ロバの耳 〜 ジャンダルム 〜 天狗のコル 〜 天狗岳 〜 間ノ岳 〜 赤岩岳 〜 西穂高岳 〜 チャンピオンピーク 〜 ピラミッドピーク 〜 西穂独標 〜 西穂山荘 〜 16:10 西穂高口

 ※↓北  赤が今回のGPS、黄は前回


難易度: ベテラン 【体力:4 技術:5】※1

※1 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

・西穂高岳から奥穂高岳の縦走路は、浮石が多い間ノ岳、逆走のスラブ、垂直に近いルンゼ、ジャンダルム、北側のロバの耳、さらに北側に 馬ノ背と呼ばれる高度感のある急峻な痩せ尾根があったりと、難所が長い区間続く。

・岩そのもの難易度は妙義の金洞山の方が難しいが、妙義山は日帰り軽荷で登れる事と、核心部に鎖があり腕力でも登れてしまう事から 総合的にはジャンの方が難しいと考えられる。

・10/4の明方は気温-5度、風速15m/s以上あり、馬の背やロバの耳が凍結しており難易度が増していた。10月は積雪していなくとも凍結のリスクあり。

※2 コースタイム(山と高原の地図) : 18時間50分






今回の主目的地ジャンダルムは、北アルプス穂高連峰・奥穂高岳の西南西
にあるドーム型の岩稜で、名称の由来はスイス・アルプス山脈のアイガーに
ある垂直の絶壁から来ているらしいが、本来の由来はフランス語で国家憲兵
を指し、転じて山岳用語としては、尾根上の通行の邪魔をする岩をいう意味
らしい。つまりジャンダルムは奥穂高岳の難関な前衛峰という意味で名付け
られたのだろう。

山容は大きく天を突く特さ異な形をしており、またジャンダルムの北側にも
ロバの耳や馬ノ背と呼ばれる急峻な痩せ尾根があり、今回歩くルートは
日本の一般登山道の中で最難関と言われるルートだ。






取付となるのは新穂高で、ここへはなんと1ヶ月半で三回目の訪問となった。
林道と沢道を歩いて白出沢出合へ。





梯子や岩のトラバースあり





白出沢出合から穂高山荘まで
7時間の登りコースが続く。





振り返ると笠が岳





美しい景色とカラットして澄んだ空気が疲れを感じさせない。










早くも山頂部が見えてきた。
途中でペースを落としたがコースタイムをかなり短縮





穂高山荘へ到着。





奥には明日登るジャンダルムヽ( ゚∀)ノ

















幕営、晩酌後、標高3000Mのサンセットを鑑賞(*´∀`)















前穂高方面















日没後。 なんと明るい山小屋の前でも天の川銀河が確認できた。





麓の涸沢の夜景





テント場より、ジャンダルムから延びる天の川





暗い所から撮ると綺麗に撮れる(*´∀`)





西側
















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