北アルプス  笠ヶ岳   日本百名山【57】





 登頂日: 2012/9/2

 天気 :晴れ、時々曇り、時々雨 / 気温: 20〜10℃ 

 コース1日目: 6:40 駐車場 → 8:20 新穂高温泉 → 9:20 登山口 → 13:00 杓子平 13:30 → 抜戸岳 → 15:50 笠ヶ岳山荘 テント場
 コース2日目: 6:10 テント場 → 6:30 笠ヶ岳山頂 → 7:00 テント場 8:00  →9:45 杓子平 → 12:35 登山口 → 13:35 駐車場





 難易度  : 中級
 歩行時間 : 14時間 ※
 お薦め度 : ★★★★★

 コースタイム : 14時間15分(新穂高温泉から)、+2時間位(臨時駐車場)  




今回登る山は中部山岳国立公園・北アルプス南部にある標高2,897mの笠ヶ岳。
丸いお椀型の隆起がなだらかな稜線の上にポッカリと突き出た特徴的な姿を
しており、北は立山連峰、南は御嶽山からでも、一目でそれと分かる山容を
している。山名もその笠を伏せたような姿に由来しているとの事。


新穂高温泉麓の登山者用150台駐車場車は、笠ヶ岳だけでなく様々な山々の
玄関口であるため、土曜日の午前3時(寝ずに運転して辿り着いた時には)
既に満車であった。そのため臨時駐車場に停め出発する事になった。





ここの臨時駐車場は西穂高に行くには好立地だが、新穂高へは遠い。

ここから破線ルートを使い新穂高方面へダイレクトに向かう
道があるのでそれを使おうと思ったが、破線ルートの取り付けが発見できず、

更にトレランしていたオジサンに誤った道を教えられ、
トレッキングコースを行ったり来たりしてしまい時間をロスしてしまった。





その後何とか道を発見して、新穂高温泉まで下る事が出来た。
テントを背負って1時間40分も小走りする事となった。 (´Д`)∴





ここから漸く予定していた登山ルートを歩く。
新穂高温泉から1時間ほど左保沢沿いの林道を歩くと





水場のある笠原新道登山口に辿り着く。

この先山頂付近にも水場はあるが、この時期は枯れている可能性もあるので
ここで水を汲んでおいた。





登山口から稜線に出るまで5時間50分のコースタイムを誇る
ここ、三大急登の一つへ登る。





暫くブナ林を急登していくとダケカンバへと植生が変わり、
やがて森林限界を超えていく。
振り返れば東南方面へ焼岳





東方には穂高連峰と、





穂高から槍ヶ岳へ続く険しい稜線が見渡せる。





東北方面には槍ヶ岳。北アルプスの重量感のある山容に魅せられる。





ホシガラス、奥は穂高連峰



5時間50分の登りは長いが、眺望が素晴らしいので思ったより疲れない。





そして、視界の開けた杓子平に辿り着いた。
おお、これは絶景だ 。





笠ヶ岳とカールが広がる。br>




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