北八ヶ岳  縞枯山   



 登頂日  : 2011/10/29

 天気   :晴れ   / 気温: 16℃〜12℃ 

 コース  : 10:40 駐車場 → 麦草峠 → 11:40 休憩所 11:55(昼食)→ 山頂駅(散策) → 雨池峠 → 縞枯山 → 展望台(おやつ) → 茶臼山 → 中木場 → 麦草峠 → 14:15 駐車場

  八ヶ岳 ※右側のなだらかな山が縞枯山。その手前に茶臼山








 難易度  : 初級※1
 総歩行時間: 2時間50分※2
 お薦め度:★★★※3

※1 ロープウェイ山頂駅から縞枯山ピストンは入門レベル。茶臼山や北横岳を登る場合は初級。
    縞枯山〜茶臼山間に小規模のガレ場があり、多少の浮石あり。

※2 コースタイム : 4時間25分  

※3 山頂付近にある展望台からの眺めは大変よく、道は整備され難所も無く初心者にはかなりお薦め。




今回登るのは八ヶ岳連峰北八ヶ岳にある標高2403mの縞枯山。
名前の由来は文字通り縞枯れ現象が見られることで、亜高山帯針葉樹林の
シラビソが帯状に枯れ、その縞枯れの帯が山頂に向かって長い年月をかけ
移動している。なお、この縞枯れ現象は縞枯山だけでなく、蓼科山や北横岳
でも見られるらしい。

尚、今回は久しぶりのグループ山行となる。






国道299号線、通称メルヘン街道を走る。

標高の高いこの辺りの紅葉は既に後半に差し掛かっていた。






高度が更に上がると植生が広葉樹林から針葉樹林へと変わった。







麦草峠の駐車場到着。ここの標高は2000メートル以上あり
この先にあるロープウェイ山頂駅とそれ程変わらない。







麦草峠から中木場、茶臼山、縞枯山と廻るのが一般的だが、
いきなり急坂から始まるとバテてしまうと思い、麦草峠から
ロープウェイ山頂駅を経由し、雨池峠、縞枯山へと進むルートを取った。





この日は雲一つない天気。標高も高いので空が青々している。

広い笹原の道を進む。右手に見えるのは茶臼山。







休憩小屋で軽食を頂いた。






ここまでは殆ど傾斜の無い緩やかな道だったが、この先からは
登山道っぽくなる。正面に見えるのは縞枯山。






開けてきた。






北横岳が見えてきた。

この道の先にロープウェイ山頂駅がある。








山頂駅前の広場へ到着。この周辺を10分程散策した。









山頂駅を背に、東側、縞枯山方面へ進むと縞枯小屋が見えてくる。






縞枯小屋へ。







小屋の先にある雨池峠分岐から縞枯山方面へ進路を変え、
針葉樹林に包まれた山腹を一気に急登すると縞枯山の山頂に到着する。









山頂は樹林に囲まれ、深山の雰囲気漂う。

縞枯れしている部分からは展望が開けている。







またルートから少し外れた場所に360度見渡せる展望スペースがある。








ここからの景色は最高だ。
南方に茶臼山と、その奥に南八ヶ岳、赤岳、横岳、硫黄岳、
手前に天狗岳などが見渡せる。








縞枯山から一度鞍部へ下り、再度急な斜面を少し登ると
茶臼山へ辿り着く。茶臼山も樹林に囲まれているが、
西側に展望スペースがあり南アルプスが見渡せる。





茶臼山を下り中木場へ。

振り返ると手前に茶臼山、奥に縞枯山が見える。





小休憩をし、駐車場のある麦草峠へ下山した。

コースタイムは短いが、多少の登り応えと、八ヶ岳や南アルプスなどの
景色を堪能できる良いコースでした。






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