奥秩父  金峰山  日本百名山【68】信州百名山 山梨百名山





 登頂日  : 2012/1/15

 天気   :曇り、時々晴れ   /  気温:−1℃〜−11℃

 コース  :
  8:05 瑞牆山荘 → 富士見平小屋 → 大日小屋 → 大日岩 → 砂払ノ頭 → 五丈岩 → 12:30 金峰山 → 五丈岩(昼食)13:05 → 砂払ノ頭 → 大日岩 → 富士見平 → 16:15 瑞牆山荘

 ※↑北



 難易度:   :中級〜上級 【体力3 技術3.5-4】※1
 総歩行時間  : 7時間 ※2
 お薦め度   :★★★★★ 


※1 初冬〜厳冬期 : 中級〜上級、   残雪期〜無雪期 : 中級
※2 コースタイム(無雪期) :7時間20分






山梨県甲府市と長野県南佐久郡の境にあり、奥秩父山塊の主脈に位置する
標高2599mの金峰山に登る。

標高では東に相対する北奥千丈岳(標高2,601m)が奥秩父の最高峰となるが
金峰山はその威風堂々とした山容から、奥秩父の盟主的な存在として
古くから登山者を迎えている。


夏季は東側にある標高2360mの大弛峠から容易に登る事ができるが
今回は厳冬の金峰山に登るため、瑞牆山荘から取り付く事になる。

中央高速須玉ICより国道141号、県道23号を経由して瑞垣山荘へ向かう。





山荘から富士見林道を少し入った所にある無料駐車場へ駐車。

冬期はガラガラ





標高は登山口で既に1520M、気温は氷点下6度。







大きな岩を細い棒切れで支えるという 山の鉄板ジョーク。





富士見平へ向かう途中のベンチ。
夏季は葉で隠れてしまっているが冬期は木の隙間から瑞垣山が望める





全長100メートル程の氷の川ができていた。





瑞垣山と金峰山との分岐点、富士見平小屋へ到着。

写真の方向に真っ直ぐ北側へ進むと瑞垣山へ、
写真の右側、東方へ進むと金峰山へ向かう。







富士見平小屋から針葉樹林帯を登り、飯森山の南山腹を巻いて歩くと、





白樺が点々と茂る小さな高原状の地形が広がり、







一段下を見下ろすと大日小屋がある。

ここから縦八丁と呼ばれる急坂が続く。





ひたすら急登して行くと、巨大な花崗岩の大日岩に辿り着く。

大日岩付近の展望はよく、





西方には南アルプスが聳える。
鳳凰三山や奥に白根三山、この写真の右側には甲斐駒ケ岳などが続く





南西方向、大日岩の奥には八ヶ岳が聳える。








写真の方向、北側の尾根は小川山へと続くが、

金峰山へは反対側の南西に続く尾根を歩く。





樹林に囲まれた道を高度を上げながら進むと、砂払ノ頭と呼ばれる
小さなピークへ辿り着く。

ここから先は森林限界を超え眺望が一気に良くなる





南アルプスを一望








左側に甲斐駒ケ岳、鋸岳、右奥には中央アルプスが聳える。
南方には富士山、東方には奥秩父の山々と奥に浅間山を捉えた。





北西には八ヶ岳連峰が聳え、写真右中央に奥秩父西端の瑞垣山、
手前に大日岩や砂払ノ頭が見える。
この最高の景色を背にして金峰山までの稜線を登っていく。





稜線南側には千代ノ吹上と呼ばれる切り立った岩壁が切り立っている。
この岩稜を進んでいく。





今回はアイゼンを使用せずに、登り辛い所は練習がてらピッケルを
使って進んだ。(アイゼン+ストックがここの標準装備と思われる。)





金峰山山頂が近づいてきた。
風はそれほどなく気持ちいい。五丈岩はまだ小さく見える。





これは高級食材の岩茸?





山頂手前で登ってきた稜線を振り返る。





五丈岩へ。人気の金峰山も冬場は一人で景色を独占じゃ(≧▽≦)ノ





五丈岩から5分弱程で山頂へ。





2回目の登頂。





北に小川山、その奥には浅間山。





東方には黒金山や乾徳山が望める。





五丈岩の裏で富士山や南アルプスを眺めながら昼食。至福の一時。














※こちらは、2010/3/21に茅ヶ岳より眺めた瑞垣山(中央)と金峰山(右)。




※こちらは、2011/4/24に黒富士より眺めた瑞垣山(左)と金峰山(中央)と国師ヶ岳(右)。







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