中央アルプス  木曽駒ヶ岳   日本百名山【74】



 登頂日 : 2011/5/15

 天気  : 晴れ / 気温: 6〜0℃ 

 コース:

(8:12 菅の平駐車場→ しらび平 → 9:20 千畳敷) → 9:40 登山口 → 八丁平 → 乗越浄土 → 中岳 → 木曽駒ケ岳 → 馬の背 → 中岳 → 宝剣岳(途中断念) → 乗越浄土 → 八丁平 →14:20 登山口




 難易度   : 中級※1
 総歩行時間 : 4時間※2
 お薦め度  : ★★★★★

※1 無雪期は初級、残雪期は中級、宝剣岳を登る場合上級
※2 コースタイム 3時間40分



この日登るのは中央アルプスの最高峰、標高2,956mの木曽駒ヶ岳。
見事な高山植物で知られる千畳敷や、神秘的な濃ヶ池、秋の紅葉冬の雪景色と
四季折々に素晴しい景色を与えてくれる山だ。またロープウェイが架設され
てから高山にして比較的誰でも簡単に登れる山となり、また富士山の様な行列
の出来る山となっているが、冬期や残雪期は人も少なく美しくも険しい山が
魅了してくれる。





予てから冬か残雪期に登る事を計画していたが、仕事が忙しく中々来られず
このままでは雪が溶けてしまうと、昨晩0時に会社から帰宅し、3時間睡眠を
取って5時間かけてやって来るという強硬に出てやった。

菅の平駐車場へ車を停め(駐車料一回\500)






バス(往復\2,000)に乗り換えてしらび平らへ到着。
しらび平からは駒ケ岳ロープウェイ(往復\2,220)へ乗りかえる。






千畳敷駅が見えてきた。空が青々している。というか撮り方がまずかったか
どす黒いほど青が濃い。 (ここまでのアクセス方法はこちら)






千畳敷駅を降りると目前に千畳敷カールが広がる。
所々にスキーヤーが見える。






こちらはカールを取り囲む岩峰郡の中でも一際目立つ宝剣岳。





 スキーヤーが、ワイヤーで少し上まで登り
 もの凄い短い距離を滑っている。 (・ω・ ;)









南東方面には南アルプスや駒ヶ根市街が望める。
5月中旬という事で湿度も上がり下界や遠方はやや霞んでしまっている。






千畳敷カールは典型的な氷河圏谷の形状をしている。
左に宝剣岳、右に和合山、伊那前岳。この間の八丁坂を登って行く。






八丁坂は正に直登。一本早い時間のロープウェイで来たと思われるパーティー
との距離が一瞬縮まった。スキーやボードの板を担いで登るツワモノも。






南方を振り返る。






急斜面を登ると宝剣岳の岩壁が迫ってきた。






 登りきった所。伊那前岳の岩壁と下にホテル千畳敷。






八丁坂を超えると広々とした乗越浄土が広がる。伊那前岳の稜線。
雪が幾らか溶け新春-初夏の山を感じる。






中岳へ向かう。









宝剣山荘。









乗越浄土で一度アイゼンを外したが、中岳の斜度が予想以上あり再装着







中岳から宝剣岳方面を振り返る。
断崖となった宝剣岳の北面には特徴的な岩が見える。
岩の形から天狗岩と呼ばれているらしい。






宝剣岳の奥には中央アルプスの山々が広がる。
奥には日本百名山の空木岳!







中岳山頂へ。






中岳を超えると、北方に目指す木曽駒ヶ岳が大きく姿をあらわした。
手前は駒ケ岳頂上山荘。






奥には御嶽山。






駒ケ岳頂上山荘のある鞍部に一度下り、比較的緩やかな傾斜を登り切り





木曽駒ヶ岳へ登頂。頂上からは雄大な展望が広がる。








素晴らしい景色を眺めながらビール&昼食を頂いた♪







至福の時間を過ごした後、馬の背を下り、







中岳を再び越え宝剣岳方面へ。







落ちたらお陀仏のトラバースや






鎖場などを越えて進んでいくが、夏でも
上級難易度の宝剣岳。





寝不足と疲労が蓄積した状態なので、今回は断念しこちらはまた次回とした。





少しフラフラになりながら、乗越浄土、八丁平を経由し千畳敷駅へ行き、
観光客に囲まれながらロープウェイで下山した。





※こちらは八ヶ岳・編笠山から眺めた中央アルプス







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