中央アルプス  伊那前岳 木曽駒ヶ岳   日本百名山



 日程 : 2024年1月27日

 天候 :     気温 : -6℃〜-11℃

■コース:

 (菅の平(8:00バス停行列8:35乗車) → しらび平 →)10:10 千畳敷 → 八丁坂 → 乗越浄土 → 伊那前岳 → 乗越浄土 → → 中岳捲き道 → 木曽駒ケ岳 → 乗越浄土 → 伊那前岳 → 乗越浄土場 → 八丁坂→ 14:40千畳敷




 難易度  : 上級【体力:2.5 技術:4.5】
 お薦め度 : ★★★

 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

・木曾駒ケ岳のみの場合は技術4、特別な難所は無いが八丁坂の下りが核心部となり適切なアイゼン・ピッケルワークは必要
・伊那前岳へは雪庇の発達した稜線歩きが必要で、時に強風に曝され危険度が高まる。技術4〜4.5程度




この日登るのは標高2883mの伊那前岳と、何度も登っている標高2956m・
中央アルプス最高峰の木曽駒ヶ岳。

伊那前岳は、木曽前岳(2,826m)、中岳(2,925m)、宝剣岳(2,931m) と合わせて
木曽駒ヶ岳とされる場合もあり、日本百高山にもカウントされていなく
多くの登山者で賑わう木曽駒ヶ岳と比べ、静かで地味な存在だが、

駒ヶ岳本峰から天竜川、伊那谷に続く東尾根にある目立つ山で、その奇岩奇峰
が並ぶ稜線歩きは素晴らしいものとなるだろう。

※下写真は先月、2023/12/30に南側からみた伊那前岳(左奥の尾根の山)









神奈川県(海側)に住んでいた頃は、中央アルプスまでは車移動に5時間
必要であったため、前泊で行く事が多かったが
現在は当日朝に出発して行けるようになった♪






しかし、菅の平へは始発バスの時刻に合わせて向かったのだが
到着した時にはバス停に大行列が出来ており、バス・ロープウェイ共に
乗車に時間がかかってしまった。






千畳敷に到着できたのは午前10時。

そして山(八丁坂)にも蟻の行列が出来ていた。

しかしながら眺望は見事。







我々も蟻になり、まずはこの八丁坂を登った。








八丁坂を登り切り乗越浄土へ。






乗越浄土からの南アルプスの眺望は見事。富士山の頭も見えた。






乗越浄土から宝剣岳。






伊那前岳へは乗越浄土分岐を右折し、その先の尾根を進んで行く。






ここからは南アルプスを右手から正面に眺めながらの最高の稜線歩きとなる。






最初に現れるピークは、遠くから見ると目立つ存在で
ここを山頂だと思って引き返す人も少なくない。






そのピークから宝剣岳方面。






更に南アルプスを正面に眺めながら進んで行く。






稜線の北側は雪庇が発達しており、南側の急斜面のトラバースを歩く
シーンもあり慎重に歩いた。






山頂部を捉えた。雪庇に気を付けながらの最後の稜線歩き。






伊那前岳の山頂へ。






山頂から東に伸びる尾根と、その奥に南アルプス。






南方には空木岳。




絶景に別れを告げて引き返すが、


復路の景色も同様に美しい。




















圧巻の宝剣岳






乗越浄土へ戻ってきた。

続いて木曾駒ケ岳に向かった。






乗越浄土から広い尾根を登り中岳へ。






中岳から伊那前岳。左奥のピークが山頂。






続いて木曾駒ケ岳へ向かった。








そして木曾駒ケ岳の山頂へ。






奥には御嶽山と乗鞍岳が良く見える。






山頂から木曾前岳(左手前)と麦草岳(右手前)、奥に御嶽山。






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※こちらは2023年2月に麦草岳山頂から撮影した
木曾駒ケ岳〜木曾前岳の景色




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こちらは昨年末に登った将棋頭山へと続く稜線。






手前の尾根の先にある山は三ノ沢。
奥の尾根は宝剣岳から空木岳へと続く。





厳冬期ならではの絶景を堪能した後、

後ろ髪を引かれる思いで千畳敷方面に引き返した。




復路

中岳への登り。






中岳から乗越浄土方面






やはりこの稜線は迫力がある。






乗越浄土へ。
この日は終始晴天が続き、空気が澄んでおり気持ち良かった。






最後は八丁坂を下り千畳敷へ向かう。全般的に雪質は柔らかく
個人的にもう少しクラストしている方が歩き易かった。







千畳敷からまたロープウェイの行列に並んで下山する事になったが
晴天に恵まれ素晴らしい山行だった。









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