両白山地  荒島岳   日本百名山【88】



 登頂日: 2014/5/24

 天気 :晴れ   / 気温:16℃〜21℃  

 コース: 9:15 駐車場 → 中出登山口 → 小荒島岳 → シャクナゲ平 → 12:20 荒島岳 13:00  → シャクナゲ平 → 小荒島岳 → 中出登山口 → 14:45 駐車場







難易度    : 中級 ※1
総歩行時間  : 4時間50分(所要時間:5時間30分)※2
お薦め度   : ★★★※3

※1 アプローチが短く標高も低いため、夏は初心者や軽装の登山者が多い山であるが、 前荒島岳から荒島岳への道はやや急で、当日は泥濘が多く、滑りやすい状態であった。
尚、冬期は気象が厳しく遭難者や滑落死亡事故が多い事で知られる。

※2 コースタイム : 4時間50分
※3 白山への眺望が良い。高山植物が豊富。





この日登る荒島岳は、福井県大野市にある標高1523mの山で、別名大野富士
と呼ばれている。福井県内で唯一日本百名山に選定されている。福井県
の最高峰は越前三ノ峰(標高2128m)で、県境を除く最高峰は経ヶ岳(1625m)
で、荒島岳は決して標高は高くないが、山容が整っている事と、雄大な自然
に囲まれ植生が豊富な所から日本百名山に選定されている。


金曜の夜に自宅を出発し、510キロ車を走らせ福井県の中出登山口駐車場
へ。時刻は午前4時で、少し仮眠を取ろうと横になり





気が付くと時刻は9時少し手前を指しており、慌てて装備を整えて出発した。





深田久弥が歩いた中出登山口を出発。





この日も日差しが強く、序盤は拓けた林道歩きとなるため灼熱の暑さだった。





30分程歩くと樹林帯歩きに変わった。
木々の間からは麓の田園景色が楽しめた。





360度型展望の小荒島岳へ辿り着いた。





北側に聳える白山への展望は圧巻





そして東南方面には荒島岳の山頂





花には余り興味がないのだが、荒島岳にはあまりにも
沢山の花が咲いていたので道中撮った写真を載せる。
タニウツギ





ヤマフジ





キジムシロ





ミヤマカタバミ?不明






フウロケマン





ショウジョウバカマ





カタクリ





イワナシ





キタグニミツバツツジ








樹林に囲まれたシャクナゲ平には沢山のハイカーが休憩されていた。
ここから先は一気に急登となる。





これは冬期の話かな?





大変よく整備をしていただいているが、所々泥濘があり意外と歩き辛い
斜面を登って行く。





そして日本百名山「荒島岳」へ登頂。79座目





山頂は30〜40人くらいの方で賑わっていた。

これから先ほど抜いた30人くらいの方が加算されるのか。
夏の百名山の混雑は半端ない。僅かに残されたスペースで白山を
眺めながら昼食を頂いた。






白山





南側の田園風景





復路。荒島岳を100M程下った所。
この辺りからが白山への眺望が一番よい。(*´∇`*)





下山。持参した水2.5Lはは5時間半の間に全て消費した。





昨年末に旅費10万円以上かけて遠征した石鎚山に豪雪で登頂できない
という悲劇があったため、今回確実に登れる季節にやってきたが
植物に興味がない私などは混雑を避けて初冬辺りにくるべきだったか。





明日登る白山の取付となる別当へ向かう。






途中田園風景に突如「姫路城」のミニチュアのような建物が現れた。
後で調べたら柴田勝家の居城勝山城の博物館との事。
何故柴田勝家の居城が姫路城風のデザインになったのか全く不明。
日帰り温泉へ入浴後、別当へ到着涼しい。 (´▽`)





この日も車中泊し、明日へ備える





→翌日の白山








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