岩殿山(岩殿城址)    山梨百名山



 登頂日: 2012/5/19

 天気 :晴れ、時々曇り   / 気温:19℃〜16℃

 コース: 14:10 市営駐車場 → 岩殿山丸山公園(岩殿城) → 14:30岩殿山山頂(高台) → 14:40岩殿山(本丸跡) → 岩殿山丸山公園(資料館) → 15:45 市営駐車場








 難易度    : 入門 【体力:1 技術:1】
 歩行時間   : 1時間※1
 お薦め度   : ★★★ ※2



※1 コースタイム : 1時間(山頂ピストン)、史跡めぐり・トレッキング1時間半〜3時間  

※2 景観がよいが、所要時間が短く登り応えに乏しいため★3つ。





この日は権現山に続き、山梨百名山2座目となる岩殿山へ登る。

岩殿山は低山ではあるが、来週(2012/5/19現在)オープンするスカイツリー
と同じ634Mの高さを誇る。スカイツリーオープンに合わせスカイツリー
でなく岩殿山へ来た。

国道20号から向かうと堂々とした岩山が正面へ迫ってくる。
岩殿山は戦国時代に武田、小山田両氏の支配を受け、岩殿城として築かれ
武蔵、相模に備える戦略上の拠点となった。東国の城郭の中でも屈指の堅固
さを持っていたことで知られているが、切り立った姿から、正に天然の要害
である事が窺われる。





岩殿山丸山公園市営駐車場(無料)へ駐車し指導票に従い山頂方面へ向かった。





岩殿山城をイメージして作られた資料館へ。
ただ1530年代に建立され、1580年代頃に廃城となった城であるため当時の建築
技術的にこの天守閣はないと思われ、実際の建物とは形が異なりそう。





歴史の続きだが、
1582年の織田軍による甲州征伐では、小山田信茂は新府城から敗走する
武田勝頼に岩殿城での籠城を薦めるが、織田方へ寝返り、武田勝頼を郡内
に入れなかったエピソードが有名。窮した勝頼は天目山の戦いをもって自害。
甲斐武田氏は滅亡した。
尚、その後小山田信茂は武田氏への不忠を咎められ織田信長に処刑された。






資料館の左横から登山口が伸びている。公園として整備されているが
傾斜は山城ならではでかなり急であった。





中腹で振り返ったところ





自然石を利用した城門跡。





山頂へ。所掌時間は健脚者は駐車場から20分くらい、
ご年配/観光客で40分くらい。





高台からの景色。秀麗富嶽十二景に選定されているだけあって景色が良い。
左下に見えるのは中央高速、右に流れる川は桂川、その右にJR中央線、国道20号。







岩殿山の標高がスカイツリーの高さは同じである説明書き。
尚、説明書きのある高台付近の標高は606mくらいで山頂は本丸跡辺りになる。





本丸跡へ。これで、本日山梨百名山2座目の登頂となった。








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