櫛形山   日本二百名山/山梨百名山



 登頂日: 2013/2/9 

 天気 :晴れ   / 気温:-3℃〜-13℃  

 コース:
  7:30 県民の森駐車場 → 中尾根登山道 登山口 → 祠頭 /ほこら小屋 → 11:00 昼食 11:40 → バラボタン平 → 13:15 櫛形山 13:35 → バラボタン平 → 祠頭 → 登山口 → 16:10県民の森駐車場


 北→





 難易度   : 上級 【体力:4.5 技術:2.5】※1
 総歩行時間 : 8時間45分※2
 お薦め度:★※3




※1  なだらかな山容で難所はないが、県民の森から山頂まで累積標高差が1200M以上あり、また冬期は入山者が少なくトレースが望めない事から、それなりの体力が求められる。無雪期は初級レベル。

※2 コースタイム : 6時間20分

※3 登山口から山頂まで終始樹林に囲まれ展望はない。








山梨県の赤石山脈の「前衛峰」にあたる山で、甲府盆地の西に位置する
櫛を伏せたような形をしている事から名付けられた櫛形山に登る。

二年前の厳冬期に雪のため途中敗退となったが、
今回もリベンジの為、敢えて積雪の多い2月に挑戦する事にした。

右に見えるのが櫛形山、左に見えるのは同じく山梨百名山の源氏山。





県民の森駐車場へ。トレースが有るか無いかで今日の山行の行方が大きく
変わるが、事前の調べでは12月中旬〜3月にこの山に登ったというブログなど
がないので、踏み跡は無いと思った方がよさそう。





ウッドビレッジ伊奈ヶ湖は冬期も営業している。





登山道はやはり開始からトレースはなかった。

標高900〜1000M地点の積雪は5センチ程度で殆ど抵抗にならない。
この辺りはサクサク登れる。





標高1200〜1400M辺りは登山靴がスッポリ埋まるくらいの積雪。
まだまだ序の口、新雪の上を歩ける喜びの方が大きい。





一度林道に出た。林道は積雪30センチ位か。気温は氷点下10度近くまで
下がっているが、風がなく日差しもあるので寒くはない。







標高1400〜1600M付近の積雪は膝下くらい。





標高1600Mを越えた辺りから、深い所で股下まで来る場所も出てきた。
ここから先は夏道を捨てて、積雪が少ない所を歩く様にした。





鹿ちゃんのトレースを発見。
疲労が蓄積して来たので藁をも掴む気持ちでこの上を歩いた。





深い所で再び股下の積雪。帰路は自分のトレースがあるので楽だろう
と考えて歩いていたのだが、振り返ってみるとサラサラの雪が瞬く間に
穴を塞ぎ、それほど楽では無さそう。。





眺望の無い山だが、甲府盆地を望める場所があった。







祠頭という、やや開けた場所に出た。





ほこら小屋の道標を見つけた。小屋に着いたら昼食にしよう。





ほから小屋へ到着した。飯だ〜!!






中は非常に綺麗。ここで昼食を頂くのも良かったが





天気も良いので小屋の外で頂いた。







英気を養い再び出発

山頂まで60分とあるが60分では着けない・・。





静かだ。

後にも先にも人が居ないというのが良い












無雪期で山頂まで25分のところまでやってきた。





と歩き出すも、

想像はしていたが

25分の距離と言っても結構ある・・。





ここからラストスパートで、気合を入れて歩く事にした。

コラ雪こんちきしょ〜===三((*`・Д・)ノ





10分間気合を入れて歩いて進んだが、

('〇';) ゲッ

さきほどの道標の位置からまだ5分の距離しか進んでいない??







しかもこの先、ら傾斜がアップしてる様に見える。







ヨッシャ気合を入れなおして行くど〜(`Д´#)ノ







と進むが、疲れた。
誰かラッセル代わってくれ(*゜Д`;)ノ







これはもう非常用パワー※に切り替えるしかない。ポチッ。

※念のため解説:非常用パワーのスイッチをオンにして進むと、非常時に
動けなくなるため、日木山岳会ではこれを使うのは良くないとされている。


うぉぉぉぉ〜三(((o ・`∀・´)ノ







うぉぉぉぉぉぉぉ〜三(((o ・`∀・´)ノ  うぉ!?







山頂へ辿り着いた!!。





山梨百名山90座登頂(≧▽≦)ノ

90座を飾るに相応しい山行だった











復路。

傾斜が緩いのと、サラサラの雪が災いして下山路も疲れる。








そしてなんとか下山した。







日帰り登山としては歴代トップレベルに疲れはしたが、登り応えのある
山行だった。展望の無い低山の楽しみ方の一つかもしれない?。



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