南アルプス  農鳥岳   日本二百名山・山梨百名山



 登山日: 2013/11/16〜18
 天気 :晴れ、時々曇り、時々小雪  / 気温:7℃〜-4℃

 コース

 1日目: 10:50 奈良田駐車場 → 奈良田発電所 → 広河原庵 →(昼食)→ 15:15 大門沢小屋(非難小屋テント泊)
 2日目: 5:25 大門沢小屋 →(昼食1)→ 10:30 大門沢降下点 → 11:50 農鳥岳 12:00 → 大門沢降下点 →(昼食2)→ 15:10大門沢小屋
 3日目: 6:55 大門沢小屋 → 奈良田発電所 → 10:00 奈良田駐車場


 ※北→


 難易度: ベテラン向け 【体力:4 技術:6】※1
 総歩行時間: 16時間10分(1日目4時間・2日目9時間10分・3日目3時間)※2
 お薦め度:★★★★★


※1 11月中旬〜下旬頃難易度。
・アイゼン・ピッケルワークなどの雪上技術や、読図力・ルートファインディングなどの能力は必須。
・南アルプスバス終了後は登山者が減るため、標高2000M辺りより上はラッセルをするつもりで計画を立てた方がよい。
・稜線は強風により積雪の少ない箇所と雪溜りとなった箇所が出来ていた。
雪溜り箇所はラッセルが必要。当日は強風につき雪溜り箇所を含め1時間足らずでトレースが消えていた。
・大門沢降下点直下の斜面は雪が溜まりやすい模様。当日は股下の積雪であった。
・山頂付近の稜線は慎重に歩きたい。東側の雪庇、西側の急斜面アイスバーンはどちらも危険。

※2 コースタイム(無雪期):15時間50分






今回登る山は南アルプス国立公園内の赤石山脈にある標高3,026mの農鳥岳。
北岳・間ノ岳とともに白峰三山の一つに数えられる山だ。名前の由来は春に
山頂東面に白鳥の形の残雪(雪形)が現れるためだとされている。

登山ルートは、北岳方面から間ノ岳と農鳥岳を縦走して、大門沢下降点の
分岐から大門沢を経て奈良田温泉へ下山する登山道がよく利用されるが
冬期は奈良田から登る事が可能だが冬期の登山者は殆ど居なくトレースは稀だ。


1泊2日の予定(だったが2泊3日掛かってしまった)で挑戦する。
山梨百名山は自身99座目となる。





雪化粧した富士山が見える。

今年の秋は暖かかったが、11月に入ってから一気に気温が低下し
富士山や南アルプスも秋を通り越して一気に冬山に突入した様だ。





今日は時間に余裕があるので少し寄り道。南アルプスが眺望できる
国道某所へ(゚∀゚)ノ 南アルプスはすっかり積雪している。
今日からの山行が楽しみだ。(^ω^*)





奈良田に到着。

初日の今日はここから大門沢小屋まで歩くだけの行程となっているため
のんびりと歩ける♪。





奈良田はまだ紅葉している。





奈良田第一発電所のゲート





30分程林道を歩く。










序盤に吊り橋を3回渡る。





2つ目の吊り橋。








3つ目はかなり錆びている上に歩くと少し右に傾く(´Д`|||)





3つ目の吊り橋と発電所取水口





沢沿いを歩く。

山と高原の地図に「大きな岩」と書かれた場所には
これまた大きな岩あり





小さな橋を使った沢の渡渉が続く

風趣に富む橋








標高1400M辺りから積雪あり





尾根上はしっかり雪化粧している。^o^





橋や沢の岩にかかる粗目雪も情緒がある。





本日宿泊の「大門沢小屋」へ到着。
こちらの避難小屋内にテントを幕営させて頂いた。





2つある水場の一つは凍結してしまっていたが、もう一方は
勢いよく南アルプスの美味しい天然水を提供してくれた (^○^)





こ日の夕飯は手作りのカレー





紅富士を眺めながらゴージャスなディナーを堪能できた。











翌日、夜明け前に出発





山小屋より上の橋には、新雪が積もっていて歩き易い。





幾つか同じような橋を渡る。





ヨモギ沢。夜が明けてきた。





間もなく日が出てきた。見晴のよい場所へ移動せな(゚д゚)ノ





ご来光ヽ(゚∀゚)ノ





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