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南アルプス 大無間山 日本二百名山 登頂日： 2014/9/13-14 天気 ：☀時々☁ ／ 気温：21℃〜8℃ コース １日目： 12：45 田代 駐車場 → 諏訪神社 登山口 → 小ピーク → 16:15 小無間小屋泊 ２日目： 5：10 小無間小屋 → 鋸歯 → 6:20 崩壊地 → 7:10 小無間山 → 中無間山 → 8：55 大無間山(昼食) 9:30 → 中無間山→ 小無間山 → 鋸歯 → 12：50 小無間小屋 13:05 → 登山口 → 15:15 駐車場 ※↑北  難易度： ベテラン向け 【体力：4.5 技術：4】※1 総歩行時間： 12時間45分（1日目3時間30分・2日目9時間15分） ※2 お薦め度：★★ ※1 ・田代から大無間山までアプローチが長く、P4から小無間山まで急勾配の アップダウンが続く事、途中に山小屋や水場がく積荷が重くなる事などから健脚者向けのコースとして知られる。 ・小無間手前にある急勾配の痩せ尾根は崩壊が進み、かなり危険な状態である。 崩壊地以外に危険箇所や難所は無いが、小無間小屋から先は木の根が多く歩き辛い。 ※2 コースタイム ： 14時間50分 |
赤石山脈の深南部にある大無間山（だいむげんざん）へ登る。
この日は登山口から４時間程の距離にある避難小屋まで登るだけのため
午後から出発となった。
井川オートキャンプ場近くの駐車場に車を止め登山口へ向かう。
道路を挟んで駐車場の向かい側には井川湖へと続く大井川が流れる。
駐車場から車道を３分程歩き、集落を抜けると取付となる
諏訪神社参道入り口の鳥居がある。
鳥居から更に５分程歩いたところに登山届のポストがある。
何故車道沿いではなく、登山道を数分進んだ先に？
小無間小屋までひたすら眺望のない樹林帯を急登して行く。
今回避難小屋泊だが、予備のテントや、ビールなどの必需品を積んでおり
荷物は重いので、この登りは堪える。
この大きな岩が見えたら、避難小屋はすぐそこだ。
登山口から３時間程で避難小屋のあるピーク（P4）へ到着。
P4をほんの少し下った所にある、シラビソに囲まれた青い小屋が小無間小屋。
元々は中部電力の巡回小屋だったらしいが、今は県営の避難小屋となっている。
小屋には６３才と５８才のベテランの方が居られ、後から入って来られた方
一名を含め、計４人での宿泊となった。三連休という事もあってか、
この山にしてはかなり多い方だろう。（写真は翌日撮った屋内）
翌朝、夜明けとともに出発 (・∀・)ﾉ
小屋(P4)から、P3→P2→P1→小無間山と
急稜な４つのピークを登り下りしていく。
こちらはP3の山頂
P2の山頂
P1を少し下ると小無間山が姿を現わす。
P1と小無間の鞍部へ。南側が少し崩れていた。
その先、悪名高かい崩壊地へやってきた。なるほど崩壊が進み地盤は非常に
脆く左右が切り立っており危険な状態だ。ロープが３本張ってあり有難い。
ロープ伝いに慎重に且つ丁寧に歩くも、地盤は脆く、土砂がボロボロと
音を立てて崩れていった。
左右を見渡すと、周囲に樹林がないため眺望が良かった。
ロープの支点まで登り切った。
こちらは向かいのP1
崩壊地からもう少し登ると小無間山の山頂へ辿り着く。
ここから先、大無間まで距離はあるが、なだらかで広い尾根が続く。
唐松谷ノ頭へ
下は切り立っている。
大無間山を捉えた。
地味な中無間山の山頂へ。
途中、２か所程北側の展望あり。
大無間山へ登頂(^ω^*)。
眺望はないが、一等三角点のある ここで昼食を頂いた。
復路は登り以上に慎重に下った。
こちらも無事通過。
今回の山行では数多くの種類のキノコを見かけたが、
その中で比較的珍しいキノコ達を４つ
アカヌマベニタケ。
オオウスムラサキフウセンタケ？初めて見た。( ﾟ∀ﾟ)
毒キノコのキイボカサタケ。こちらも初めて見た。
食すと嘔吐、腹痛、下痢などの症状。
毒キノコのオオシロカラカサタケかな？
鋸歯を越え、戻ってきた。
避難小屋にデポした荷物を回収して下山を開始した。
こ、これは？!!どうやってこうなった！？( ; ﾛ)ﾟ ﾟ
下山
崩壊地は年々崩落が進んでいるようだが
このコースがなくならないか心配である。