南アルプス  茶臼岳   日本三百名山



 日程 : 2017年11月24日〜11月25日

 天候 : ☀→❄☃→☀    気温 : 3℃〜-12℃

■コース1日目

 7:40 畑薙ダム駐車場 → 茶臼岳登山口 → ヤレヤレ峠 → ウソッコ沢小屋 → 横窪峠(横窪沢小屋) → 14:15 横段 →16:30 茶臼小屋(冬季小屋泊)

■コース2日目

 6:40 茶臼小屋 → 稜線 → 9:00 茶臼小屋 → 10:00 茶臼岳 → 茶臼小屋(撤収)11:30 → 12:45 横段 → 13:30 横窪峠 → ウソッコ沢小屋 → ヤレヤレ峠 → 茶臼岳登山口 → 16:50 畑薙ダム駐車場


   

 難易度 : 上級 【体力:4 技術:4 】※1   お薦め度 : ★★★★

 歩行時間: 16時間20分(1日目8時間30分・2日目7時間50分)※2

※1 参考までに→ツチフォト基準での冬季(初冬〜厳冬)難易度。

・序盤は細いトラバースルートの上に枯葉が積もり、また下に多くの石ころが隠れていて難儀した。
・横段の下辺りから積雪が深く、コースタイムの4倍以上時間を要した。
・今年の11月は寒く、稜線は風速20m/s以上、気温は氷点下10度以下で、厳冬期の様相であった。

※2 コースタイム(夏季) : 12時間55分(1日目 6時間45分 2日目1時間15分+4時間55分 )






今回登る山は、南アルプス南部、長野県飯田市と静岡市の境界にある
標高2,604mの冬の茶臼岳。日本三百名山に選定されている。あまり茶臼岳を
主目的で登る人は多くなく、前回も光岳へ向かう途中に登り、今回の目標
も上河内岳だったが、結果的に悪天のため茶臼岳のみとなった。


23日前夜の畑薙ダム。星空が綺麗なここで前泊した。





翌日、少し寝坊しての出発





畑薙湖と畑薙山(中央手前)





畑薙大橋を渡って行く。





ヤレヤレ峠へ。登山口からここまで登ってきた分を、またそのまま
下る事になるので、やれやれ感が出る。復路はもっと辛い。





沢へ





ここから吊橋が続く

吊橋はウソッコ沢小屋を挟んで5つある。





二号橋





三号橋





四号橋





ウソッコ沢小屋。綺麗に清掃はされているが、建物は古く扉の取っ手に
カメムシがついていた。室内はカメムシの匂いで充満しており、匂いに
敏感な人はまず泊まれないだろう。





ウソッコ沢小屋はたき火が可能





五号橋





急登が続く





横窪峠へ





この日は風が強く、山頂方面は吹雪いている模様





横窪沢小屋へ

ここのベンチで昼食を頂いた





整ったテント場





横窪沢小屋から先は一気に積雪が増し、





標高2000M付近から先は積雪が膝上まで到達した。





今日から明日の朝にかけて大雪が予想されるため、撤退の判断が必要だったが
そのまま登れると判断して先に進んだ。





横段からはコースタイムの4倍以上必要だった。
がなんとか茶臼小屋へ辿り着いた。





予定ではこの日に茶臼岳を登り、明日上河内岳を目指す予定であったが
積雪のためそんな時間もなく、明日に備えて小屋で英気を養う事にした。

尚、屋内の最低気温は-12度程であった








翌朝も吹雪が続き、酷く冷え込んでいた。

こうなると帰りの積雪が気になるが、多分大丈夫だろうと一旦出発





→茶臼岳 続き








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