中央アルプス  安平路山   日本二百名山



 日程 : 2019年4月28日

 天気 : ☀時々☁    気温 : 7℃〜-4℃

■コース:

 7:00 摺古木自然園休憩舎 → 直登分岐 → 9:00 摺古木山展望台 → 摺古木山 → シラビソ山 → 安平路避難小屋  → 11:40 安平路山  → (昼食) → 安平路避難小屋  → シラビソ山 → 摺古木山 → 直登分岐 → 15:15 摺古木自然園休憩舎




 難易度  : 上級 【体力:4 技術:3.5】※1
 お薦め度 : ★★★
 歩行時間 : 7時間30(休憩/食事他45分)※2



 ※1 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

・技術的な難所はないが、GWでも入山者は少なく、ルートファインディングが必要。 特に、摺古木山展望台への周遊コースはトレース・踏み跡はなく、低木帯密集エリアは藪漕ぎしながらのルーファイが必要だった。
・寒気の影響もあり、雪が良く締まっており歩き易かった。ワカン不要、アイゼンは凍結箇所があり持参した方が良い。

 ※2 コースタイム : 8時間20分
 大平宿〜車止めゲート〜摺古木山休憩舎を歩く場合は5時間追加、車でも悪路につき片道30分以上
 





今回登るのは、中央アルプス南部にある標高2,363mの安平路山。主稜線上に
ある山だが、山頂付近は森林限界には達していなく、針葉樹林とクマザサに
覆われており、一般的には積雪期限定とされる山だ。

ルートは2つ、摺古木自然園休憩舎から摺古木山と白ビソ山を経て安平路山
に至るルートと、越百山から安平路山へ向かうルートがあるが、今回は日帰り
でも走破可能な前者のルートで登る。


こちらは中央アルプスへ向かう道中(中央道相模湖付近)
なんとGWだというのに、標高の低い里山級の道志山が薄ら積雪していた。





中央道伊那付近で、中央アルプスが見えてきた





摺古木自然園休憩舎までは悪路で有名な林道が続く。
大平宿の少し先から未舗装路になり、途中にあるゲートを越えると





道が少し荒れるも、しかし噂程の悪路ではないと思った。車高の低い車だと
下回りを打つであろう場所が3〜4箇所あったが、





フォレスターでは全くの無傷で駐車場へ到着。尚、駐車場にはゴール
デンウィーク期間中にも関わらず車は一台も止まっていなかった。
静かに車中前夜泊ができそうだ。








翌朝。

結局車は一台も来なく、山行も大変静かなものとなりそう。





車内で朝食を済ませ、出発





昨年、笹薮が刈られたとの情報があった通り、この辺りは苦も無く歩けた。

しかし写真の通り全く藪がないというわけではない。やはりここは夏に登る
のは大変そう。





登山口から20分程歩くと、笹は雪に覆われ歩き易くなった。

雪も程よく締まっている。





但し、ハシゴやロープの類は(夏道にどの程度存在するのかは
不明ではあるが)一ヶ所も利用できなかった。

下は唯一存在を確認できたハシゴ





直登と周遊コースの分岐。

遠回りにはなるが、せっかくなので展望台へと続く周遊コースへ





眺望が開けてきた。





周遊コースの後半は、低木帯のヘビー藪漕ぎとなった。





ハイマツ、シャクナゲ、ミヤマハンノキの枝を掻き分けながら
強引に進んでいく。これは結構きつかった





摺古木山展望台へ到着





踏み跡らしきは全くなく、ゴールデンウィーク一番乗り!!





越百山、南駒ヶ岳、空木岳などが眺められる





周遊コースを一周まわり、摺古木山へ向かう





摺古木山山頂へ





山頂からは御嶽山や、





乗鞍岳、





南アルプスなどが眺められた。





→安平路山 続き








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