中央アルプス八ヶ岳  麦草岳   



 日程 : 2023年2月26日

 天候 :     気温 : 1℃〜-12℃

■コース:

 6:50 コガラ登山口駐車場 → 林道終点地点 → 五合目 → 七合目 → 麦草岳 → 七合目避難小屋 → 五合目 → 林道終点地点 → コガラ登山口駐車場




 難易度  : 上級 【体力:3.5 技術:3.5】
 お薦め度 : ★★★★



 参考までに→ツチフォト基準での厳冬期難易度。

・7合目から先はピッケルを利用いている人が大半だったが、危険個所や難所は無く、雪質も氷化している箇所は殆ど無かったためストックの方が登りやすかった。
・しかし樹林帯・森林限界地点共にそれなりの斜度があるためアイゼンは使用した。またピッケルは雰囲気を味わう用途と久しぶりに握りたくもなり、山頂付近で使用した。






この日登るのは木曽山脈の最高峰木曽駒ヶ岳の北西にある1峰の麦草岳。
千畳敷へのロープウェイが出来る前は木曽駒ヶ岳に登るルートの一つ
でもあったが、麦草岳から木曽前岳への稜線部のルートは2018年に崩落等
により通行禁止となった。(七合目の辺りから木曽駒へは分岐して向かえる)

麦草岳へ登るルートは3つあるがいずれも標高差があり体力難易度は高目。
今回はコガラ登山口(福島Bコース)の駐車場に車を止めて出発した。
右奥に見える山がこの日の目的地、麦草岳。






麦草岳を望みながら林道を歩く。人気のコースにてトレースはしっかりあり
また溶けて固まった箇所もなく歩き易かった。






気温は寒く、氷点下11度。
林道終点地点にある幸ノ川の支流・堰堤は氷瀑になっていた。






沢を渡渉した先が「福島Bコース」の登山道となっている。






登山道は暫く樹林帯が続くが、所々から御嶽山や乗鞍岳が望めた。






七合目の避難小屋へ。






入口の先に暖炉がある。






二重扉の先は綺麗な二階建て。






七合目の先からは次第に視界が開きだし、森林限界を越える。






8合目の辺りからは御嶽山と乗鞍岳に加えて、穂高連峰も望めた♪






そして、左手、南東方面に聳える木曾駒ケ岳は圧巻。






氷を纏いシャンデリアの様になった枝






茶臼山〜将棊頭山〜(木曾駒ケ岳へと続く)馬の背






振り返ったところ






木曾駒ケ岳の先に見える宝剣岳






山頂部が見えてきた。






麦草岳の山頂へ






山頂から木曾駒ケ岳〜木曾前岳






標柱は無いが山頂の少し先にある向こう側が標高上の山頂だろう






山頂部へ。後は木曾前岳と右奥に三ノ沢岳






木曾駒ケ岳〜木曾前岳〜三ノ沢岳






木曾駒ケ岳〜(奥に小さく宝剣岳)〜木曾前岳






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※こちらは2024年1月に木曾駒ケ岳山頂から撮影した
木曾前岳(左)〜麦草岳(右)の景色。※奥は御嶽山




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将棊頭山〜馬の背〜木曾駒ケ岳






御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰が三兄弟の様に見える






再び山頂から。







復路。雪質は柔らかく下り易い。






林道まで降りてきた。






駐車場へ到着。絶景満喫の山行でした。









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