高原山  鶏頂山   日本百名山



登頂日  :  2014/12/29 

天気   :  ☃→☁   / 気温: -4℃〜6℃

コース  : 7:15 駐車スペース → 7:40 鶏頂山登拝口 → 9:30 大沼(朝食2) → 10:20 中宮 → 13:15 奥宮・鶏頂山山頂 → 中宮(昼食) → 登拝口 → 15:35 駐車スペース



   


   



  


 難易度   : 上級 【体力:4 技術:4】※1
 総歩行時間 : 8時間
 お薦め度  : ★★



※1
・冬期は積雪が多く、同時に登山者は少ないためラッセルを強いられる可能性あり。
当日はトレースもなくルートファインディングが必要だった。またワカンを履いた状態で胸の位置まで沈み込むシーンもあった。
・山頂へ向かう尾根は急。東側の斜面は崖になっており危険。
・夏道のロープは埋まっていて殆ど使えない。










先週、高原山最高峰の釈迦岳に登り積雪のため途中敗退したが、
今週もリベンジではないが二週連続となる高原山へやってきた。

しかし今回は釈迦ヶ岳火山群の釈迦岳ではなく同釈迦ヶ岳火山群の鶏頂山
に登る。尚、前回は前日に八溝山へ登った後に2連荘の2日目に登ったが
今回も偶々、昨日那須岳に登った後に、今日ここに登る事となった。





雪が降りしきる中、まずは林道を歩く。





先ほど林道にスキーのトレースらしきがあったが、なぜか登山口で
直ぐになくなった。




枯沼の辺り。ここからはトレースの無い綺麗な新雪の上を歩けるが
嬉しい気持ちよりも、雪が深まりそうで少し不安でもあった。





雪はますます深まる。まずは東南方面に歩き、エーデルワイススキー場
の最上部を目指す。スキー場から、かすかにBGMが流れてきたが、今はやりの
アナ雪のLet it goがこれでもかというくらい繰り返し流れてくるので
流石にかなり飽きた。





スキー場の最上部へ





ここから先は樹林帯歩き





樹林帯は雪が少し浅く歩き易くなった。





こちらは少し道を外れて立ち寄った大沼。
まあ、、当然だが、冬はただの雪原だった。





引き続き樹林帯を歩く。先ほど雪が浅いと感じたが、ここから少し
深くなってきた。





中宮へ到着。もう雪がめっちゃ深い∴





イラストの地図だが分かりやすい。





ここから先はラッセル歩行が必要となった。





単独だと結構辛い。しかも今回ピッケルは持ってきたが
杖は持ってきていない。。





ピッケルの石鎚を雪面に指しても雪の中に完全に埋まってしまうので
杖替わりには使えないが、藁をもつかむ気持ちで、ピックを木に引っかけて
登る斬新な方法を編みだした!これは結構な体力補助になる。





お、なんかこの先から景色が望めそうな雰囲気。





ドーン!

やはり何も見えなーい!





景色もない中、只管山頂を目指す事となったが、、

この時積雪は腰の位置を越えていた。ラッセルしながらの辛い登りが続く。





左側は崖になっており、雪庇も多く結構危険





そして兎に角、急!





久しぶりの本格ラッセルに根を上げそうになったが、ここで山頂部に到達した!





よっしゃ、山頂だ!





今回は無事に登頂できました。





復路

自分の作ったトレースやラッセルした上を歩いて下るが、





風雪で既に消えかかっている場所もあり、下山もそれほど楽では無かった。





この辺りまでくれば楽々。





登山口まで来ると晴れ間が出てきた。





下山後に晴れるという、アルアル。。
(しかし山頂の方はまだ雲がかかっていた)





無事に下山も出来ました。








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