鹿岳・四ッ又山  ぐんま百名山



 日程 : 2023年1月28日

 天候 :     気温 : 3℃〜-4℃

■コース:

10:55 駐車場 → 鹿岳登山口 → 分岐 → 12:05 鹿岳(二ノ岳)(昼食) → 分岐 → 鹿岳(一ノ岳) → 分岐 → マメガタ峠 → 四ッ又山 → 天狗峠 → 四ッ又山登山口 → 15:50 駐車場




 難易度  : 上級 【体力:3 技術:4】
 お薦め度 : ★★★

 参考までに→ツチフォト基準での厳冬期難易度。

・厳冬期、或いは残雪期凍結時の難易度。鹿岳一ノ岳から二ノ岳間の痩せ尾根や、二ノ岳へ続く鎖場は凍結時スリップ注意。
・距離は短いが急登の連続で四ッ又山は多少のアップダウンもあり、体力難易度は低くない。







先週は編笠山、飯綱山の雪山ハイクと八ヶ岳や日本アルプスの景色を堪能
出来たため、今回は少しスパイスのある低山を楽しみたくなり、西上州の鹿岳
へやってきた。

鹿岳登山口の少し手前にある駐車場に車を止めて出発。






鹿岳登山口へ。鹿岳は「しかだけ」ではなく「かなたけ」と読むらしい。
山の名前は本当にややこしい。






西上州はこの地域を代表する妙義山や荒船山などを見てもわかるように
巨岩や岩峰が多く、比較的難しい山が多い。前回の黒滝山付近の馬の背も
楽しかったが、この山も期待できそう。






この日は10年に一度の大寒波がやってきた週の週末で、この日も寒く
沢はカチコチに凍っていた。






急登の樹林帯を登り切り、






いよいよ、鹿岳一ノ岳と二ノ岳の分岐点へ。
ここの稜線は左右が切り立った痩せ尾根になっている。






最初に最高峰の二ノ岳へと向かった。






間もなくするとレトロな梯子があり、この梯子は
緩んだステップもありスリリング。






続いて鎖場が現れる。






この手前の岩でツルっと滑ったため、ここからチェーンスパイク
を装着して慎重に登った。






最後の登り。なんてことない登りだが左側が切れ落ちているので
こちらも慎重に渡った。






山頂へ。アプローチは短いが達成感のある山だ。
ここで景色を見ながらゆっくりと昼食を頂いた。






山頂からの眺望

北方の荒船山(左奥)〜浅間山(右奥)






北西方面の榛名山(左奥)〜妙義山〜赤城山(右奥)






南側の鹿岳(一ノ岳)方面






浅間山のズーム






二ノ岳から見た一ノ岳山頂






昼食後に双耳峰のもう一つのピーク、一ノ岳へ向かった。

鹿岳(二ノ岳)の下り。樹林があり高度感はなく、また技術的には
何も難しくないが、万が一滑落したら助からない場所なので慎重に歩いた。






二ノ岳〜一ノ岳間の痩せ尾根も万が一滑落したら重大事故となるため
慎重に歩いた。






この梯子を登り、一ノ岳の短い急斜面を登りきると、






一ノ岳の山頂へ。
一ノ岳は遠くから見ると傾いて見えるが山頂の石碑も傾いていた。






一ノ岳から南側の景色。
(ちなみにカメラの水平器を見て撮っているのでカメラは傾いていない)






一ノ岳から見た二ノ岳






一ノ岳から分岐へ下り、分岐からマメガタ峠へ下る。
こちらもそこそこの急斜面。






一ノ岳の下の部分。南側は 切り立った崖になっている。






少し下ったところから、一ノ岳の南側を見上げる。






マメガタ峠から四ッ又山への登り。
四ッ又山は危険個所は無いが、この山域は斜度がどこも急で大変。






そして四ッ又山に関しては4つのピークを登らなければならない。
(小さなピークを含めると5つの峰に又(鞍部)が4つかな)






どれも急登、ロープ多数






これは2つ目のピークだったかな。






これが最後のピーク、四ッ又山の山頂。






四ッ又山から、鹿岳 一ノ岳(左)と二ノ岳(右)。右奥は浅間山。
なるほど四ッ又山から見ると鹿に見えなくもない。







こちらは妙義山






天狗峠を経由して四ッ又山登山口方面へ下る。
途中の沢に複数の滝あり。






麓の集落へ。無事下山できた。






四ッ又山登山口から駐車場まで林道を歩いてゴール。
やはりこのエリアの山は楽しかった。









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