中央アルプス  経ヶ岳   日本二百名山



 登頂日: 2014/3/21

 天気 :晴れ、後雪、時々晴れ   / 気温:3℃〜-11℃ / 視界:悪い〜やや悪い 

 コース: 8:10 駐車場 → 登山口 → 七合目 → 大泉山 → 14:38 経ヶ岳 → 七合目 → 18:00 駐車場


 ※↑北



 難易度  : 上級 【体力:4 技術:3.5】※1
 総歩行時間: 9時間20分※2
 お薦め度 :★★★ ※3



※1 冬期の難易度。難所はないが、標高が高く尾根上は樹林でも風が強い。また冬期は登山者がかなり少ない事から 読図力やルートファインディング力、体力が必要。

※2 コースタイム(無雪期):8時間40分

※3< 7合目から9合目の稜線上からは視界が開け、南アルプス、木曽駒ヶ岳、御嶽山などの展望が得られる。
登山道は少し荒れており藪漕ぎが多い。冬期は静けさが取り柄。





この日は中央アルプスの北端にある標高2,296mの経ヶ岳に登る。

なだらかな優しげな山容だが、アプローチが長く途中に山小屋や水場がない
事から健脚者向けの山として知られる。尚、“経”のつく山では日本最高峰
らしい。


考古資料館の広い駐車場に停めさせて頂いた。





仲仙寺の脇から延びる登山道は残雪が堆積。
更に、この後に降雪があるので再び新雪が積もる事になる。





ここの登山道は荒れており藪漕ぎが多い。





登山道とは思えない。





踏み跡が薄いのは並走したり廻り道する登山道(新道?)
が何本かあるため。





五合目へ。

雪はある程度締まっているが踏み抜きが多く、ここからワカンを装着





非常時にはビバーク可能そう?





六合目





細身の尾根をひたすら登って行く。





この日の前半は晴れたり、曇ったり、雪が降ったりの繰り返し。





次第に風が強くなってきた。





七合目。





この日は大きな低気圧が張り出しており、やはり風が強くなった。





ここは樹林帯だが、痩せた尾根上なので風が強い。





厳冬の装備で来てよかった。





八合目





こちらは西南方面へ下る尾根。

先にテープが見えたが新道が 出来たのだろうか。





東側に雪庇が張りだしている。










八合目と九合目の間のピークはかなりの急登で
ラッセルが必要。





結構雪が深い。





ようやくこのピークを登りきった。

結構苦労したが、山頂には(埋まっている可能性もあるが)
何の標柱もなし。





少し先へ進むと大泉山の標柱がかろうじて埋まらずに
露出してくれていた。





大泉山から山頂方面

山頂部はガスの中だが、これが最後の登り





ヨッシャ、登頂 (o^∇^o)ノ

山頂は樹林に囲まれ、結構地味。

時間も押していたので、直ぐに下山した。





復路で一瞬晴れ間が





先に見えるのは大泉山










再びガスに囲まれた。





風が強いので、往路のトレースが完全に埋まって
しまっていた。下りは良いが登り返し部分はショック。





復路も軽いラッセルを強いられる場所もあり、予定より
多くの時間が掛かってしまった。





駐車場へ到着したのは日没後の18時過ぎとなった。
冬の経ヶ岳は何とも登り応えのある山だった。



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