横浜のデナリ 厳冬期 単独 登頂!!横浜のデナリこと大丸山 厳冬期・単独・無酸素登頂記録 登頂日： 2015/1/25 天気 ： ☀ コース： 8：50 上郷森の家 駐車場 → 大丸山 → 瀬上池 → 円海山→ おおやと広場（昼食） → 横浜横須賀道路下 → 金沢動物園横 → 自然観察センター → 12：25 駐車場  ※これは地元横浜の低山を楽しく登るために妄想しながら登った山行の記録である。 |
最高峰シリーズ。厳冬期・単独・無酸素登頂の記録を綴った。
（訓練を積んだ者のみ達成が可能な山行なので素人の諸君は決して
真似しないで頂きたい）
高気圧に覆われたこのチャンスに地元横浜市の
最高峰・大丸山に厳冬期・単独で挑む。
上郷森の家駐車場より取付いた。
このチャレンジは世界の名峰・高尾山（599M）とよく比較されるが、
あちらが「八王子のエベレスト」なら、こちらは「横浜のデナリ」。
３０ヘクタール近くにも及ぶ広大な森に登山道（遊歩道）が張り巡らされ
ており、アプローチの困難さはこちらが上と地元民は誇っている。
途中イエティ―の親子と思われる霊長類に遭遇 !!( ; ﾛ)ﾟ ﾟ
今日は生きて帰れるだろうか。
高山に相応しい頑強なキャンプ地が所々にあり、ここが命をかけて登る
場所だという事を改めて知らされる。
山頂へ向かう西側の階段はシウラグランデの西壁を彷彿とさせる。
一歩一歩慎重にクリアした。
シウラグランデの西壁風をクリアし、標高156.8m、
横浜市最高峰の頂きに到達！！！
厳冬期・単独・無酸素登頂に成功した！
今年の冬に何かに挑みたく酸素は置いてきた。そしてワンプッシュアタック
にも挑み成功した。登山とは人間の限界に挑むものだと心得えるが
この高揚感はそれを達成したものしか味わえないだろう。
北側の尾根は８０代のベテラン登山者が泥濘で転倒負傷し
以後暫く通行止めとなった。
そう、ここは大事故を繰り返した後、「横浜のアイガー北壁」
と呼ばれ、畏怖されている。
底からネッシーでも現れそうな瀬上池を通過する。
ここは恐ろしいものが現れて喰われる前に通過する必要がある(*゜Д｀;)
途中富士山が見えるが、 あちらの登頂など恐らく大したことはない。
もう一つのピーク円海山へ。こちらは多くのクライマーが命を落とし
危険すぎるという理由で周囲は厳重なバリケードに囲まれいる。
円海山の山頂付近にFM横浜の電波塔がある。さあ、ここから標高差１００M
近くを下降する。遭難事故の７割以上は下山中に起きているため全神経を
下山に集中した。
その後、横浜横須賀道路の料金所の下辺りを潜り、
金沢自然公園側へ。酸素を置いてきた影響か、光に目がくらみ
この時、天に向かっているかのような光景になった。
これも極限に挑戦するクライマーにしか味わえない体験だ。
こちらのナイフリッジはトレースを右に１０メートルでも外れれば
たちまち死が訪れるであろう、恐怖の稜線。歩く場所を誤れば長さ
４、５メートルに達する鉄の塊に潰されるらしい。
「雑木林ファンクラブ」
なんじゃこりゃヽ(ﾟдﾟ)ノ!!？？
猛獣がいるという自然観察センターへ潜入
なんとハクビシン、タヌキ、
アライグマ、と遭遇
彼らは横浜のデナリをクリアした私にびびったか微動だにせず固まっていた。
この後、無事下山できた。これを読んで頂いた諸君も、いつかは私のように
訓練を積んだ上で「横浜のデナリ」を目指し挑戦して欲しい。終わり
→厳冬期、単独、無酸素、夜間登頂の記録
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