戸隠山   日本二百名山



 日程 : 2019年11月4日

 天候 : ☀    気温 : 2℃〜-4℃

■コース:

 7:00 戸隠キャンプ場→随神門→戸隠神社奥社→蟻の門渡り→9:10 戸隠山→九頭龍山→一不動→戸隠牧場→戸隠キャンプ場→12:30 駐車場


     

 難易度  : 上級 【体力:3 技術:4】※1
 お薦め度 : ★★★★
 歩行時間 : 5時間5分(休憩/食事25分)※2



 ※1 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

・戸隠神社奥社から蟻の門渡りへ続く尾根に鎖場が多数出現するが、ホールドやスタンスがしっかりしており難易度は高くない。
・蟻の門渡りについて、技術難易度は高くないが(技術はいらないが)痩せ尾根を渡るバランスが必要で危険度は高い。最良のコンディションと細心の注意を払って渡りたい。

 ※2コースタイム : 7時間5分






長野県長野市にあり戸隠連峰一峰で北信五岳の一つである標高1904mの
戸隠山へ。400万年前から270万年前頃の海底火山由来の火成岩が山体を
作っているらしく、その浸食したギザギザの岩稜帯は鎖場や岩壁のトラバース
蟻の門渡りと呼ばれるナイフリッジがあったりと、緊張感のあるコースとなり
人気の山だ。


戸隠キャンプ場駐車場に車を止めて出発し、





最初に、古くから修験道場や戸隠流忍者の里としても知られている
戸隠神社の奥社へ向かう。





ここから戸隠神社奥社までは40分の距離





登山者よりも参拝目的の方+観光客の方の方が数多く歩かれていた。





随神門へ





杉並木を歩き九頭龍社に向かい、





そこから戸隠へと続く登山道へ。





歩き始めて直ぐに岩稜帯に入り、巨岩の横を捲き気味に登って行く。










岩の中にある祠へ鎖が伸びている。修験者はここを経由して歩くという事か。





鎖場の連続だが、ホールドがしっかりしているため難易度は
それほど高くない。殆どの区間は鎖なしで登れた。





この辺り難易度は妙義山や北アルプスの大キレットなどより容易










しかし、この山が有名で人気なのは縦への直登が大変だからではなく、
ここ、「蟻の門渡り」があるから♪。





左右が切り立った痩せ尾根の区間の長さはというと、想像していたよりかは
短く、直ぐに渡りきってしまいそうな印象をうけた。
が、痩せた部分の尾根幅は確かに細いのがわかった。





渡ってみた。





確かに高度感はあるが、





以前避難小屋で聞かされた武勇伝や、SNSなどで書かれていた程には「怖い」
感じはなく、尾根と谷側との落差もそこまでではないため、期待値を持ち
過ぎてしまうと、そこまでではないという印象も持ってしまう。





しかし痩せた部分の尾根幅は20センチくらいと細く、強風に煽られたり
ふらついたりしたら直ぐに滑落してしまいそうで、細心の注意を払って
歩かなければいけない場所だと思った。





この日はほぼ無風だったため難なく通過できたが、
コンディションによってはまた別の景色に見えるに違いない。
(特に冬季はかなり危険だろう)





渡り切った後に上から見た蟻の門渡り





少し先の尾根から、蟻の門渡り。




尚、この鎖場+蟻の門渡りがある区間は、山と高原の地図でコースタイム
が2時間20分で設定されていたが、これは渋滞を考慮した時間と見られ、
今回誰もいなかったので1時間ちょっとでクリアする事ができた。





少し先へ進み、戸隠山山頂手前から撮った景色






そして戸隠山の山頂へ。奥に見えるのは高妻山。






山頂から麓の景色






こちらは昨日登った斑尾山。写真では伝わり辛いが紅葉がとても綺麗だった。






次いで、戸隠連峰の一つ、九頭龍山の山頂へ。





稜線上にある不動避難小屋





あまり泊まりたくはないかも。






不動避難小屋から麓へと続く下山路を歩く。






不動滝方面へ 下だって行く。






不動滝へ





さらに下り、滑滝へ





麓に近づき、落葉樹の紅葉が目立ってきた。





台風による倒木。
この木が抜けた跡が見当たらない ここまで吹き飛ばされ運ばれてきた模様。





戸隠牧場へ





戸隠牧場から戸隠キャンプ場へは平面移動して、ゴール。





最後に見た牛柄の軽自動車がかわいかった。









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