飯豊連峰  朳差岳  日本二百名山



 日程 : 2022年10月30日

 天候 : ☂→❄→☁     気温 : 0℃〜9℃

■コース:

 5:15 奥胎内ヒュッテ → 足の松尾根コース登山口 → 姫子ノ峰 → 英三ノ峰 → ヒドノ峰 → イチジ峰 → 西ノ峰 → 大石山の分岐 → 鉾立峰  → 朳差小屋 → 10:04 朳差岳 → 朳差小屋(昼食)10:31 → 鉾立峰 → 大石山の分岐 → 西ノ峰 → イチジ峰 → 英三ノ峰 → 姫子ノ峰 →  足の松尾根コース登山口 → 15:12 奥胎内ヒュッテ


 難易度   : 上級 【体力:4.5 技術:3.5】※1
 お薦め度  : ★★★★



※1 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

※2 コースタイム 山と高原の地図:14時間20分  YAMAP: 11時間20分(登り6時間10分、下り5時間10分)






新潟県岩船郡関川村にある飯豊山地北部の山であるえぶり差岳へ。


数年前に計画し中々実現しなかった山行が漸く実現した。

計画が実行できなかったのは、ロングコースとなるので夏は避けたいが
冬季は道が閉鎖されるため、秋か残雪期後半かに登る事となるが、
天気が不安定で晴れの日に当たらず度々中止いていたからだ。

(下写真は林道)





今回は全国的に高気圧に覆われ、秋晴れとなる予報で、

前日、前日の深夜、当日の午前4時の予報でも関川町の晴れを確認し
奥胎内ヒュッテを出発したのだったが・・・

出だしは雨で…

(下写真は林道から)





林道を40分歩き、登山口に到着しても雨で…、

(下写真は登山口で登山届を出した所。自転車は別の方のもの。
林道区間をマウンテンバイクを使い時短する方が多い)





登山道から急登を登り出すも雨は止まず(*゜Д`;)






ロープの区間も雨に濡れながらツルツルの岩を歩く事となり

晴れ予報なのにいつ止むんじゃ!!という状況だが( `ー´)ノ






しかし、雨にも関わらず紅葉は非常に綺麗だった。






ここも雨の中、ツルツル岩のトラバースをクリア






最初のピーク、姫子ノ峰へ






姫子ノ峰からの眺望

いや、本当に秋のえぶり差岳からの紅葉は綺麗だな。

ここで一瞬雨が止むのだが、結論を言うとこの日の晴れの予報は大外れで
一瞬晴れ間もあったが、殆どの区間を雨〜霙〜雪で過ごす事となる・・・






登山道は紅葉の回廊となっており、とっても気持ち良い。













尾根からの紅葉景色も最高だ。
(晴れていればもっと綺麗だったろうな・・)













北側の足ノ松沢や、南側の小俣沢・頼母木川の景色も良い。

滝を幾つか確認






上の方に行くと紅葉が終わっているか植生が変わるかと思ったが

英三ノ峰、






ヒドノ峰






イチジ峰まで紅葉が続き、堪能できた。

先に見えるピークは大石山






大石山へ。

本当はここから眺望の良い稜線歩きとなるが、真っ白で何も見えない。

そして、ここから雨ではなく霙から雪に変わる。






ただただひたすら真っ白の中を霙や雪を被りながら歩く事、数十分。

鉾立峰へ到着。






鉾立峰からまた大きく下って登り返すと、






えぶり差小屋が見えてきた。

一旦ここをパスして、






山頂へ。

勿論なにも見えない。






えぶり差小屋で昼食を取り、英気を養ったところで再出発するも、






先ほどより雪が大振りになり、風も強くなってきた。






しかし往路では全く見えなかった稜線はチラ見出来た。






大石山を経由し、尾根を下っていく。

尚、ここから雨でカメラが起動しなくなり、スマホカメラにスイッチ







西ノ峰を通過し、イチジ峰に向かう途中で、

最初で最後となる一瞬の晴れ間が広がった。






大石山方面を振り返ったところ。






その後、奥胎内ヒュッテまで天気はグズグズとなり長い山行を終えました。

今回7年越しの計画実行だったが、雨に降られるなら7年前に雨の中
登っておけば良かったかな。






しかし自分たちの山行よりも、

新潟県は温暖化の影響もあってか毎日の様に雨が続き
お住まいの方は本当にお気の毒だと思いました。。



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