両白山地  大笠山   日本三百名山



 日程 : 2020年9月20日

 天候 : ☁→☀    気温 : 12℃〜19℃

■コース:

 6:00 駐車スペース → 桂湖登山口 → 大畠谷橋 → 前笈ヶ岳 → 天ノ又 → 分岐 → 新大笠山避難小屋 → 11:20 大笠山(昼食) → 新大笠山避難小屋 → 分岐 → 天ノ又 → 前笈ヶ岳 → 桂湖登山口 → 15:00 駐車スペース





 難易度 : 上級  【体力:4 技術:3】※1   お薦め度 : ★★★

 歩行時間: 8時間10分(休憩/食事25分、ハチ待機25分)※2

※1 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

 ・大笠山へのアプローチは、尾根沿いには前笈ヶ岳、天ノ又の二つの大きなピークがあり、斜度も高く急斜面のため体力難易度はそこそこ高い。
 ・技術難易度は、鎖場はあるが全体的によく整備されており高くない。

※2 コースタイム : 8時間55分(駐車場のない登山口からのコースタイム)+α






この日登るのは、石川県白山市と富山県南砺市との境、白山国立公園内にある
標高1822mの大笠山。両白山地主稜線の北部にある山だ。

桂湖登山口には駐車場はないが、その付近にいくつかの駐車スペースがあり
そこに車を止めて出発した。





桂湖。今年も局所的な大雨が多いが、肝心なところに雨は降っていないのか
水量がかなり少なく見える。





登山口の少し先にあるつり橋





高度感がある。





この後、眺望の乏しい樹林帯の急登が続く。





大笠山は斜度があり急登続きとなるが、出だしから早々に梯子や鎖が続いた。





この先、標高800M地点になるが、高齢者約10名パーティー中5名の方と
その後から来られたソロの方1名がスズメバチに刺され、後続の登山者が
皆引き返すという騒動があった。

その高齢者パーティーの方々と会話をさせていただき気になった点で
虫よけ?整髪料?などで匂いが強い方がおられ、それが雀蜂の警報フェロモン
を刺激したと思われる。


この大桧の先が蜂にさされた現場だが、スズメバチは数匹見られたものの
少し様子をみている内に、雀蜂の攻撃モード(旋回モード)が解除された
のがわかったので無事通過出来た。





カラフルなキノコ





尾根道から少し外れて登った所にある前笈ヶ岳の山頂へ辿り着いた。






次いで天ノ又の山頂部を捉えた。





天ノ又山頂へ





天ノ又山頂から前笈ヶ岳方面を振り返る。





天ノ又山頂付近からの眺望。





先へ進む。

笈ヶ岳から大笠山へ続く稜線が見えた。残雪期の縦走路にもなるが
切り立っており、ここの難コースである事が窺われた。





尾根から大笠山、奈良岳、見越山が見渡せた。





こちらは赤摩木古山、大門山へ続く稜線。
この縦走路も距離が長くそれなりの体力が必要そう。









この山は蛇が多く、アオダイショウ、シマヘビ、ヤマカガシなど
なんと十数匹も目撃した。





ミソガソウ





山頂部を捉えた。





山頂部の稜線に出た。 奈良岳と大笠山方面への分岐





新大笠山避難小屋。外から閂(かんぬき)で鍵をかける恐ろしいタイプ
(内側からは開けられないタイプ)だった。何故この造りに!?
宿泊中に悪戯されたら牢獄状態に(´Д`;)





山頂へ到着。





山頂からの眺望





白山




荒島岳方面






復路





復路も雀蜂が気になったが、目撃する事もなく下山できた。





下山後にビジターセンターへ





はく製だが可愛い。








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