荒倉山   砂鉢山・霧見岳   信州百名山



 日程 : 2022年11月27日

 天候 :     気温 : 8℃〜3℃

■コース:

 9:00 荒倉キャンプ場駐車場 → 釜岩 → 紅葉の岩屋 → 砂鉢山登山口 → 前霧見岳 → 霧見岳 → 砂鉢山(昼食)  → 分岐 → 登山口 → 13:45 駐車場




 難易度  : 中級 【体力:2 技術:3.5】
 お薦め度 : ★



 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

★晩秋初冬は油断大敵。紅葉の岩屋付近の登山口から砂鉢山までのルートは、痩せ尾根の急登が多く、 この時期は堆積した落ち葉の下に滑りやすく湿った木の根っこが谷方向に露出しており、滑りやすく危険だった。 里山につき見た目は地味であるが、こういう場所の危険度(事故や遭難のリスク)はホールドのしっかりした北アルプスの大キレットやジャンダルムなどより高いと思われる。








鬼女紅葉伝説 で有名な信州百名山、荒倉山に登る。

荒倉山は砂鉢山や霧見岳などの総称で、砂鉢山を登る事で信州百名山の一座を
制覇した事になるらしいが、今回は最短ルートで砂鉢山をのぼるのではなく、
環縦走ルートを歩く事にした。


その場合、営業の終了した荒倉キャンプ場駐車場に車を止めさせて
頂いてスタートするのが良さそうだったので、その様にさせて頂いた。






キャンプ場の駐車場にも鬼女紅葉伝説について書かれていた。






まずは荒倉キャンプ場から砂鉢山の登山口がある紅葉の岩屋方面へ歩く。






釜岩の辺りにある屏風岩






鬼女紅葉の岩屋へ。岩穴が二つあり、






説明は以下。






こちらは砂鉢山の登山口駐車場。この日の登山者は下にある車の方1名と
我々2名だけだったと思われる。






本コースは痩せ尾根の急登が多く、この時期は堆積した落ち葉の下に
滑りやすく湿った木の根っこが谷方向に露出しており、非常に滑りやすく
危険な状態であった。

一部勾配の激しい所は鎖が設置されていたが、こういう場所ではなく
落ち葉の急斜面が危険。






本コースは樹林帯ルートが終始続き眺望がないが、
この時期は辛うじて枝の隙間から遠景をチラ見できる箇所もある。

こちらは前霧見岳より戸隠連峰方面を撮って引き伸ばしたもの。






奥に見えるのは妙高山と火打山かな?






霧見岳からの眺望は無し。






荒倉山魂の最高峰、砂鉢山へ。こちらの眺望も殆どないが、






枝の隙間から北アルプス・後立山連峰がチラ見できた。
夏季に葉がついていたら眺望は絶望的だろう。






復路はピストンではなく南西方面へと下り、その先の分岐を南東方面へ降りて
林道に下り、キャンプ場まで歩く行程を踏んだ。復路のルートは危険な箇所
はなく非常に歩き易かった。






下山後、普段は近くの温泉に浸かって帰えるのだが、この周辺には目ぼしい
温泉が無かったためそのまま帰宅した。
この山は総合的に見て、お薦め度は★一つだったかな。
信州百名山の完登を目指している方以外はお薦めしない。



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