岩櫃山/岩櫃城址   ぐんま百名山



 日程 : 2024年4月6日

 天候 :  ☁時々☀    気温 : 15℃〜21℃

■コース:

 7:50 古谷登山口駐車場 → 古谷登山口 → 密岩登山口 → 岩櫃山(昼食) → 分岐 → 岩櫃城址 → 分岐 → 郷原城址 → 潜龍院跡 → 赤岩登山口 → 13:30 駐車場




 難易度  : 中級【体力:2 技術:4】
 お薦め度 : ★★★



 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

岩櫃山付近は岩場の連続だが、城址で観光客も居り、全般的に鎖や梯子で良く整備されている。



この日登る岩櫃山(いわびつやま)は、標高は802.6mと高くはないが、
断崖だらけの荒々しい山容の岩峰で、山頂部南面は約200mにもなる岩壁が
切り立っている。山頂からの眺望に優れ、上州の山々が見渡せるほか、
晴れた日には富士山を遠望できるとの事。






また戦国時代に岩櫃山東麓中腹に、真田氏ゆかりの難攻不落の山城として
天下に名を馳せた名城・岩櫃城があり、麓の古谷地区には真田昌幸が武田勝頼
を迎えるために3日間で建てたと伝わる古谷御殿(現在は潜龍院跡と呼ばれる)
もあり楽しみだ。尚、武田勝頼は岩櫃城には来ず、岩殿城へ向かうが
小山田氏の裏切りにあり、天目山で自害する事になる。。


10台ほど止められる古谷登山口駐車場を出発。






密岩登山口へ向かう途中、麓の集落より急峻な岩稜を持つ岩櫃山を見上げる。






集落を抜け、密岩登山口へ。ここから樹林帯の急登になる。






急登ではあるが、流石は城址、公園並みに整備されている。






樹林帯を登り切ったところ。






ここからは岩稜帯になる。
天狗の架け橋は残念ながら崩落のため通行止めとの事。






この新ルート?捲き道?より山頂方面へ登攀する。






上の写真の先にある小ピークから振り返ったところ。






振り返ったところ2






山頂が見えてきた。






鞍部へ下り登り返す。麓の景色が良く見える。






この岩を登り切った先に、山頂へと続く岩場がある。






これを登りきると山頂(写真は復路の写真)






山頂へ。






山頂からの眺望。新潟方面、谷川連峰や白砂山は薄っすらと望めた。













麓の集落






復路。

次いで隣のピークへ向かった。






隣のピークへ。写真は隣のピークから山頂方面。






次いで岩櫃城址に向かうべく、岩櫃山の北東方面へと下った。






山城らしからぬ山の中腹より下の方にる本丸跡へ下っていくが、きっと
上の方にも主郭に当たる部分があったと想像する。この辺りの谷筋は道幅が
狭く且つ左右が切り立った岩壁に覆われ、上から狙い撃ちしするにはもって
こいの場所だ。






岩櫃城址の本丸跡へ。武器庫や居住場所を確保するには十分な広さがあった。






堅堀(たてぼり)跡






岩櫃城址を観覧した後は再び岩櫃山を登り返し、南東方面に下っていく。


その先、潜龍院跡に向かう途中に郷原城址がある。竪堀や主郭跡などあるが
この城は記録がなく、真田氏の時代に築かれのか、それ依然のものなのか
不明らしい。岩櫃城を裏から攻められない為のものとも想像する。






続いて潜龍院跡(古谷御殿跡)へ。






潜龍院跡から堂々とした岩櫃山が望めた。このコースを選んで正解だった。






群馬県エリア トップへ

ツチフォト城巡りトップへ


ツチフォトトップへ









inserted by FC2 system