北アルプス後立山連峰  五竜岳   日本百名山【46】



登頂日: 2012/8/15
天気 :曇、時々雨、時々濃霧  / 気温: 20〜15℃ 

コース:

 6:45  アルプス平 → 地蔵の頭 → 7:45 小遠見山 → 9:00 西遠見山 → 白岳 → 10:15 五竜山荘 10:30 → 11:30 五竜岳  → 北尾根ノ頭 → 12:45 五竜分岐→ 13:05 五竜山荘 → 白岳 → 13:30 西遠見山 → 小遠見山 → 地蔵の頭 → 15:50 アルプス平




 難易度   : 上級 ※1
 総歩行時間 : 8時間45分 ※2
 お薦め度  : ★★★★

※1 アルプス平より日帰りで登る場合、コースタイム11時間以上の距離をテレキャビン終電に間に合うよう 9時間未満で歩く脚力が必要なため、体力難易度が高い。また西遠見山から先は急峻で鎖場が複数ある。
1泊2日で登る場合は中級。

※2 コースタイム : 12時間50分
アルプス平から五竜岳までを普通にピストンする場合11時間10分
今回大キレットを歩きたく寄り道したため+1時間40分(五竜岳〜北尾根ノ頭〜五竜岳まのでコースタイムがプラス)





この日登る五竜岳は、中部山岳国立公園、北ア後立山連峰にある標高2,814 m
の山で、鹿島槍ヶ岳と並んで、後立山連峰の主要峰の一つである。
両山は丁度吊橋の支柱の様に日本三大キレットの一つである八峰キレットを
挟む形で鎮座している。



今週の天気は悪く、長野県はしばらく雨が続くが、かねてから予定していた
五竜岳、鹿島槍ヶ岳が諦められず、雨を覚悟してやってきた。
初日の今日は五竜岳に日帰りで登る。(麓で旅館を予約。。)







麓はスキー場となっており、夏季では新緑と鮮やかな花畑を目的の観光客も
多く、テレキャビンを利用してアルプス平まで上がる事ができる。





午前4時半発表の予報だと、この日は午後から天気が回復
するそうだが、小降りになったきた。

アルプス平駅へ到着。






テレキャビンの最終便は16時半という事で、コースタイム11時間以上
の距離を9時間未満で歩かなければならないので、足早に先へ進む。





地蔵の頭へ。




ここから白岳へ延びる遠見尾根を進む。





所々に「ここの景色はよいですよ」という標識があるのだが





ガスって殆ど見えないがな〜 (*`・Д・)ノ┫
 




小遠見山、中遠見山、





大遠見山と小さなピークを越えていく。
この辺りの斜度は緩いので意外と楽。





西遠見山の手前に雪渓が残るひっそりとした西遠見池がある。

ここまでのコースタイムは4時間40分だが、2時間15分と
半分以下の時間で来れた。












ここから先は、↓らしい。





後立山連峰の稜線に近づくと、五竜岳の迫力ある山体が迫ってきた。(´▽`)










白岳へ急斜面を登って、





白岳を少し下ったところにある五竜山荘へ。ここで昼食を頂いた。





先へ進む。





鎖の掛かった岩礫帯を進むと








五竜岳の山頂へ出た。

予定より早い登頂。ガスで視界はゼロ。





登ってきた東側の方面はガスで視界が殆どないが、
南方の鹿島槍ヶ岳方面が少し晴れている様に見える。





時間や体力にも余裕があったので、歩いてみたかった八峰キレット方面へ
も下ってみる事にした。
おおお、こちらの方が比較的雲の流れが少ないヽ( ゚∀)ノ





キレットを下り五竜岳を振り返ると山頂部の雲が取れ、
山容を見る事ができた。下ってきた甲斐があった(´▽`)










まだもう少し時間に余裕があるので、
どうせならと更に北尾根ノ頭へ向かった。





八峰キレット方面のルートは程よく険しく超気持ちいい。

このままキレット小屋へ向かい縦走したいが、下界で宿の予約しているので
流石にそろそろ戻らなければ。





五竜山荘方面へ戻る。

やはりこっちの方はガスが多い。





五竜山荘へ戻る。奥は白岳。





復路。



アルプス平へ。





日帰りピストンでの山行であったが、予定していた五竜に
キレット方面も踏めて満足(^ω^*)♪

明日は鹿島槍ヶ岳へ。



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