南アルプス
甲斐駒ケ岳
日本百名山【77】
登頂日: 2009/8/28
天気 : 曇り時々晴れ
コース:
7:00 北沢峠 → 北沢長衛小屋(テント設営) → 8:00 北沢峠 → 双児山 → 駒津峰 → 甲斐駒ケ岳 → 駒津峰 → 仙水峠 → 16:00 北沢長衛小屋(テント泊)
難易度: 中級 / 総歩行時間: 7時間20分 / お薦め度:★★★★★
今回は1泊2日で日本百名山の甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳を巡る。
最初に登るのは南アルプスの北端に位置し、ピラミダルな山容を勇ましい
甲斐駒ケ岳。山頂部は花崗岩からなり、白く輝く岩肌の気品と凛々しさから
「南アルプスの貴公子」というニックネームを持っている山だ。駒ケ岳と
名の付く山は全国で20以上あり、一番標高が高い山としても有名。
まずは北沢峠へ向かうが、マイカー規制が敷かれているため仙流荘バス停
より南アルプス市営バスへ乗り換える。
バスへ乗車。
仙流荘より北沢峠まで約1200Mの高低差があるが
外に見える山も険しさを増してきた。
甲斐駒ケ岳の西方に聳える鋸岳(2685m)。
6:50北沢峠へ到着。涼しい(´∀`)
北沢峠より10分程歩き、北沢長衛小屋(北沢駒仙小屋)へ。
ここは甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳への絶好の登山基地となっている。
幕営地奥の角、川沿いに設営。
かなり良い場所を確保できた。
余分な荷物をテントへ降ろし、
高所に体を順応させる為、ここでゆっくり朝食を取り
7:50に出発。
北沢峠へ戻り、バス停の裏より針葉樹林の続く登山道へ進む。
傾斜が徐々に増す。
一時間半ほど歩くと、視界を遮っていた<樹林が背を低め
視界がよくなってきた。
駒ケ岳反対側(西南側)には、明日登る予定の仙丈ケ岳が見える。
西側には中央アルプスの山々が聳える。
東側には白い岩肌の甲斐駒ケ岳山頂部分が顔を覗かせた。
2時間程で駒ケ岳への中継地、双子山へ登頂した。
双子山を一旦下り、景色を楽しみながら緩やかな稜線を登る。
双子山より15分程の位置。駒津峰とその奥に甲斐駒ケ岳が見える。
勇ましく輝く白い岩肌が迫って来る。
駒ケ岳への前衛峰、駒津峰へ到達。
駒津峰から仙丈ケ岳方面
駒津峰を下ると、最も美しく駒ケ岳の全容を眺める事が出来る。
右側の峰は摩利支天。
いよいよ駒ケ岳本山を登る。
巨石の六万石を過ぎると、直登コースと巻き道の分岐がある。
勿論 "直"のコースへ。
直登コースは傾斜はあるが、足場が多く見かけ以上に登ぼり安い。
右側には巻き道コース
直登コースの登りは正解。景色も良く楽しい(≧▽≦)ノ
難易度はツチフォト基準では3.5くらいか。
山頂まであと僅か。
(゚∀゚) !山頂へ。
甲斐駒ケ岳登頂!
山頂一体は花崗岩の岩盤とそれが砕けた白い砂からなる。
下りは白い砂が敷かれた巻き道を利用。
駒津峰を経由し、仙水峠まで一気に下る。
向の山は熊が良く出るという栗沢山。
駒津と栗沢の間の谷間が、岩がゴロゴロ してる仙水峠。
駒ケ岳山頂から2時間程で仙水峠へ。
岩が累々としたルートを南西へ下りテント場へ向かう。
いつ転がってきてもおかしくない雰囲気【゚Д゚】
→翌日の仙丈ヶ岳へ
四方から眺める甲斐駒ケ岳
南アルプス トップへ
山梨百名山 トップへ
日本百名山 トップへ
ツチフォトトップへ