南アルプス  聖岳   日本百名山【85】



登山日:2011年7月15日 〜2011年7月17日

天気 :晴れ、時々曇  / 気温:29℃〜12℃
行程 :

1日目 :9:40 易老渡→便ヶ島→木の橋→苔平→薊畑分岐→15:40 聖平・聖小屋(テント泊)

2日目 :4:20 聖平・聖小屋→薊畑分岐→小聖岳→6:50 聖岳 7:10→小聖岳→8:50 聖平(昼食)→10:40 聖平→南岳→13:10 上河内岳→お花畑→15:00 茶臼小屋(テント泊)

3日目 :5:00茶臼小屋→茶臼岳→希望峰→7:10 易老岳→9:15 光小屋→9:30 光岳→9:45光小屋→10:35光小屋(昼食)→12:05 易老岳 12:20→15:30 易老渡


(←北)


 難易度   : 上級
 総歩行時間 : 23時間45分 (コースタイム:28時間)
 お薦め度  : ★★★★


  聖-光縦走1日目歩行時間 : 5時間30分 (コースタイム:6時間25分)
  聖-光縦走2日目歩行時間 : 8時間30分 (コースタイム:9時間30分)
  聖-光縦走3日目歩行時間 : 9時間45分 (コースタイム:12時間5分)




今回登るのは南アルプス南部の静岡市葵区と長野県飯田市の境界に位置する
標高3013mの聖岳。南アルプス国立公園内にあり、最高地点は前聖岳(聖岳)
で、その東側約500mの地点にある奥聖岳、南側約800mの地点にある小聖岳で
構成されている。


今回、日本百名山・自身50座目にこの聖岳、51座目に光岳を計画的に
当てたが、選定の理由は赤石山脈最南の僻遠の地にありアプローチの長さから
登頂時の達成感が高そうだという単純な理由。
(下は7/16 南岳手前の岩頭から眺めた聖岳)





聖岳と光岳双方へのアクセスが良い易老渡から登るルートを使う。





登山口までの林道は噂通り荒れている。





既に登山が始まったかの景色(´▽`)





後半はダートに突入し、道に川が出来ている所あり。








ナビの道路は遥か手前からなくなり、
今現在は川の上を走っている事になっている。

尚、ソフトバンクの携帯電波はここの遥か手前、
登山口の手前50キロから圏外となっておった(´Д`;)








20キロ程悪路を走り要約易老渡へ到着。

ここは林道の終点でなく、聖平最寄りの便ヶ島までの道はまだ続いているが
復路となる光岳への登山口が近いこちらの駐車場に車を止め出発する事にした。





2泊3日で走破する予定だが、念のため3泊4日の食料と水(4L)
やビールなどを積んで出発。諸事情(朝にハプニング)があり遅い出発
となってしまったが、日が登りかなり暑い(´Д`)∴





標高は880Mあるが林道は燃えるような暑さで、サーモメータ―は
29度を指している。なんじゃこの暑さは。
しかし山側から流れ出る水でタオルを濡らせたり出来るのが救い(´▽`)

聖岳の登山口となる便ヶ島へ到着。








登山口の先にトンネルあり








トンネルを抜けると涼しげな滝が所々に流れる。





土砂で登山道が塞がれている箇所が数か所。





沢に橋は架かっているが、増水時に備えて、腕力でワイヤーを
引いて進むタイプの人力ゴンドラがある








お化け屋敷の様な廃屋。








窓が割れている。 中から見られているようで薄気味悪い。








屋内はこんな感じ。

遭難してもここには泊まりたくないかな。








苔平へ。

辺り一面シダ植物と苔が生えており、また登山道は
赤石山脈の由来となる赤い石で埋めつくされている。








倒木に隙間なく生える苔








累積で1500mくらい登っただろうか。要約稜線(薊畑分岐)に出た。(≧∀≦)/

最初に目に飛び込んできたのは、東方へ聳える上河内岳。

百名山に昇格させたいくらいの堂々とした風格のある山体をしている。








北側に聖岳を捉えたが、出発時間が遅かったので
この日は聖岳へは登らず、聖岳を背にしながら聖平へ向かった。





聖平が見えてきた。( ゚∀゚)/








聖平へ到着。
聖平から聖小屋方面へ向かう。








聖小屋へ到着。この日は平日という事もありテント場はすいているが、
翌日は3連休の初日という事もあり一気に混み出しそう。








水場からは少し遠いが、静けさを優先してテント場端の川辺に幕営した。
テン窓は川側に設置。今日は完全に一人でまったりモード。








夕食は何にするか。

保冷用の氷が解けてきたので、ベーコンを
辛ラーメンに入れて食べようか♪








ビールは保冷が効いていたので川で冷やす事も
なくそのまま頂戴した。

寝不足だったので夕食後は気を失うかの様に寝てしまった。













⇒聖岳 続き






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