鉢伏山   日本三百名山



 登頂日 : 2014/1/12 
 天気  :晴れ   / 気温:-1℃〜-9℃  

 コース : 7:30 キャンプ場 → 林道 →  山荘→ 12:25 鉢伏山 12:45  → 山荘 → 林道 → 15:20 キャンプ場


 ※↑北  (左側の牛伏ルート)


 難易度(牛伏寺ルート): 上級 【体力:4.5 技術 3:】※1
 総歩行時間      : 7時間10分※2
 お薦め度       :★★★★ ※3






※1 厳冬期トレース無し難易度。無雪期は山頂直下まで車で行けるため入門。
牛伏寺ルートはわさび沢ルートと異なりルートは明瞭で、かつ多少のトレースは期待できるが、一晩で積もる可能性もあり ラッセルの覚悟が必要。トレース有:体力3〜トレース無:4.5。難所はないが冬期は読図力は必要。

※2 コースタイム:-

※3 わさび沢ルートは稜線へ出ないと展望がないが、牛伏寺ルートは林道から視界が開ける。稜線、山頂からの展望は素晴らしい。





この日山頂を目指すのは筑摩山地にある標高1,929mの鉢伏山。美ヶ原高原の
南東に扉峠をはさんで、南側の高ボッチ山とともになだらかな山容を見せる
山だ。鉢伏山から東方および南方に延びる尾根は中央分水嶺となり、日本海
に流れる犀川・千曲川水系と、太平洋に流れる天竜川水系を分けている。


昨日わさび沢ルートで、時間切れによる敗退を喫した為
翌日の今日、この牛伏寺ルートより再チャレンジする事となった。










こちら、キャンプ場の駐車場に車を止めさせて頂いて出発。

車は今回も私の車1台だけ。






フランス式階段流路





この階段流路は、なんと1916から 1918年にかけて造られたらしい。





序盤は階段流路横の車道を登っていく。





車道終点、ここより歩行者用














現在氷点下8度。 水はしっかり流れている。





こんなところを四つん這いに なって渡ったら凍ってしまう






今回はトレースがあるな!





と思って歩いていたが、複数人分のトレースはここまでで
この先で一人分に減少





氷が被さっているが、その中の水が勢い良く流れているのが見える。





ここまで続いていた1人分のトレースもなくなりノートレースになった。





「登山道こっちだ〜!」を右折。





砂防見学用のトレッキングコースはこの先で終わり。

その先から400M程の急登となる。





夏道は谷側を登るコースとなっていたが、朝日に照らされる
尾根側から登りたくなり、尾根へ移動。







間もなくすると夏道と合流し、その少し先に見晴のよい広場へ出た。
常念岳など拝める(*´∀`)









先ほどの見晴台から少し進むと林道へ合流した。

林道に続いているトーレスは鹿のトレース。






登山道側にトレースはないが何日か前の踏み跡らしきはあり





またまた鹿の深いトーレスがあった。

このトレースは残念ながら山頂へも登山口にも繋がっていない。





林道へ出てたところ。車の通った跡があったので、










轍の上を歩いてみたが、沈み込みが激しく使えない。






富士山が拝めるとは。










狸のトレース。 沈まずに歩けて羨ましい。





林道沿いに鹿のトレースがあったので暫く鹿のトレースの上を歩いていたが
なんと、その先にこのトレースを作ってくれている鹿さんが歩いていた。

しかし、目が合った直後にその鹿が谷側へと逃げてしまったので
このトレースは今鹿が見える位置で終了・・。







登ってきた方向を振り返る。







林道の積雪も膝上くらいに増し、疲れも増して来たが、
山頂部を見つけ疲れがとんだ。ヽ(゚∀゚)ノ










標高を上げてくると雪質も変わり、結晶のまま積雪した雪が目立ってきた。





素晴らしい景色














ガードレールも埋もれる積雪





山荘へ到着





ここまでかなり歩いたが、漸く夏の登山口へ辿り着いた。





登山口から山頂へは、夏道の辺りは歩かず、
可能な限り距離が短くなるように直線的に向かった。





後から自分のトレースを辿ってきたスノーシューのカップルが登ってきた。





「トレースありがとうございました。」と感謝され、ここから先頭を
歩いて頂いた。(山頂まであと僅かだが)






残りは行程は恐らく全行程の5%程だが、それでもありがたく
トレースを使わせて頂いた。






北東方面、右奥に浅間山









北方には美ヶ原









リベンジ登頂を果たした!





西方には北アルプスが聳える。常念岳が見える。
































二日間の行程は疲れたが、いやー素晴らしい景色だった。












復路

















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