奥秩父  小川山  信州百名山、山梨百名山




 登山日: 2011/2/26(登頂断念) 

 天気 :晴れ  / 気温:3℃〜-1℃  

 コース: 10:05 駐車スペース → 金峰山荘 → 10:15 登山口 → 12:25 小川山(登頂断念、昼食) → 12:45 小川山 → 登山口 → 13:55 駐車スペース

 ※↑北



難易度: 中級(無雪期)、上級〜玄人(厳冬期)※1 / 総歩行時間: 3時間30分 / お薦め度:★★★ 


 ※1 厳冬期で、特に積雪量が多い場合(2月頃)は一般レベルでは登頂困難。






奥秩父山地に属し、山梨県北杜市と長野県南佐久の境にある標高2418mの
小川山にやってきた。近辺は花崗岩の岩盤で構成されていて、1980年代以降
フリークライミングのメッカにもなっている山だ。







金峰山荘までの道は拡幅工事の為、途中より通行止めになっていたので
手前の駐車スペースに車を止めて登山口へ向かった。





この辺はゴツゴツした岩が多く、フリークライミングの
スポットとしても有名。





駐車場から大弛峠へと続く林道を少し歩くとカモシカ登山道の入口がある。





ここは山梨百名山と言えど余りメジャーな山ではなく、厳冬期に入山する人は
殆ど居ないらしい。トレースは全くないので樹林帯エリアはスピード重視で直登した。





人間のトレースはないが、『カモシカ登山道』というだけあって、鹿ちゃん
や熊さんのトレースは所々あった。





ひたすら直登したところ、岩稜地帯に当たり、夏用の登山道に合流した。





岩稜地帯に入るので、このまま登山道に沿って歩いた方が良さそうだ。
しかし雪積が膝上くらいの深さになってきたため残りの体力に気を使う。





進行方面を見上げる。





ここは斜度が40度近くあるため雪嵩は腹の位置に達し
本格的なラッセルが必要





傾斜が50度を超えれば雪は積もらないため、鎖場などはむしろ楽に登れる。





標高を2000メートルを超えた辺りから、更に雪嵩が増し
『敗退』の文字もよぎり出したが、行けるとこまで行く事にした。
ちなみにここから向こうの木までラッセルするのに10分かかった。





ここは幅10cm程の通路で右は谷底へ通じている。
足元がどうなってるか調べる為に雪を蹴飛ばしてみると
岩はカチコチに凍った状態で右下斜めに下っていた。
この写真の見た目は地味だが、ザイルで確保したくなる緊張感で渡った。





渡りきると、わかってはいたが、また大量の雪が現れた。





雪を嫌って、ルートを外れ岩を登って少し進んでみたが
これを超えられるルートを見つからず、結局夏道への復帰を試みる。





ここが正規ルートと思われたが、右側にある僅かな通行スペースに
大量の雪が積もっており、ルートを切り開いたとしても、またこの先
で同じような事を続けなければならなさそう。






こりゃもうリタイアか・・。
残念だが下山する事にした



しかし、時間も早いしもう一座、近くの山梨百名山を登る事に決めた(`・ω・´)ノ
小川山を駆け降りて、横尾山へ






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