四国山地  東赤石山・八巻山   日本二百名山 花の百名山 四国百名山



 日程 : 2024年3月22日

 天候 :  ☀ 時々 ☁    気温 : 1℃〜14℃

■コース:

 駐車場 → 9:05 筏津登山口 → 瀬場分岐 → 赤石山荘跡(昼食) → 八巻山 → 赤石越 → 東赤石山 → 赤石越 → 瀬場分岐 → 筏津登山口→ 16:45 駐車場




 難易度  : 【上級】体力 4 技術 4.5
 お薦め度 : ★★★★

 参考までに→ツチフォト基準での残雪期・初冬難易度。

・当日は前日に降り積もった新雪があり、初冬のようなコンディションだった。ノートレースで、吹き溜まり箇所では多少のラッセルが必要だった。
・八巻山、及びそこへ続く稜線は峻険な岩場の連続で、またマーキングが無く道が曖昧。稜線を歩かず、東赤石山のみピストンの場合はもう少し容易。



四国遠征、2座目3座目に登るのは、愛媛県東部に位置する法皇山脈の
最高峰、標高1710mの東赤石山と、隣に連なる標高1698mの八巻山。

鉄分が酸化され事による赤茶色のかんらん岩が剥き出した荒々しい岩峰
からなる山で、赤石山の由来はこの赤茶けた岩石がから来ているらしい。


筏津(いかだづ)登山口の近くにある筏津駐車場に車を止めて出発した。






一昨日から昨晩にかけて降った雪は、車道付近については
日陰箇所を除いて殆ど溶けていたが、所々凍結していた。

銅山川を渡り、登山口へ向かう。






筏津登山口へ。久しぶりに紙の登山届を提出。






樹林帯を少し進むと新雪が積もっていた。平日登山につきこの日も
トレースの無い道を歩けた。暫く沢沿いの登山道を歩く。






足場の狭い場所も多く、慎重に歩いた。






下写真の橋はまだ状態が良い方だが、橋や梯子は朽ちかけたものが多い。






瀬場分岐を左に曲がり、八巻山へ向かった。

次第に雪嵩が増してきた。一部吹き溜まり箇所は軽いラッセルが必要
だったが、夏道を使って問題なく歩けた。






至る所に小規模の滝がある。






小規模の氷瀑(氷柱に近い)






冬に逆戻りした素晴らしい沢沿いの景観が続く。













沢と別れを告げ、樹林帯をもう少し登ると、正面にかんらん岩の
荒々しい岩峰が姿を現わす。右側の高い方の山が八巻山だ。






八巻山の南麓にある、山小屋跡「赤石山荘」で昼食を頂いた。






ベンチの上で昼食を頂きた。

炭水化物を補給して出発。


赤石山荘までは十分なピンクテープが貼られていたが、ここからは
テープやマーキングがなく、登り易そうな箇所を見つけて登っていった。






迫力のあるかんらん岩の山頂部が迫って来た。






南側の急斜面に雪は殆ど付いていない。






鞍部に今にも落ちてきな様に見えるトラック程の大きな岩があり、
その右側から稜線を登っていく。






雪や氷が残る西稜を登っていく。ルートが曖昧で、登攀したと思ったら
そこは山頂ではなく、藪や崖で先に進めなく引き返すシーンもあった。






道誤りによる時間のロスなどあったが、なんとか山頂へ。






山頂からは赤石山系の山々や瀬戸内海などの展望が開ける。
苦労した後に望むこの眺望は格別。

山頂からの眺望・東側には岩の稜線で繋がる東赤石山。






こちらは昨日登った笹が峰方面だったかな。













瀬戸内海






再び急峻な岩稜帯を東方に歩き、東赤石山へ向かった。

赤石越から東赤石山の最後の登りは樹林帯となる。






東赤石山の山頂へ。時間もおしており、5分程眺望を堪能して下山した。






復路も新雪の上を歩けた。






予定より時間が掛かってしまい、西日が射してきた。






復路・後半は再び沢沿いの素晴らしい景観を眺めながら下山できた。













四国遠征の最終日は徳島城址を観光し帰宅しました。








四国遠征V  →3/20 明石城址(おまけ)3/21 笹ヶ峰→3/21 丸亀城(おまけ)3/22 東赤石岳→3/23 徳島城址(おまけ)  

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