中央アルプス  将棊頭山   日本百高山



 日程 : 2022年7月23日

 天候 :  ☁ 時々☀    気温 : 23℃〜15℃

■コース:

 8:35 桂小場登山口 → 大樽避難小屋 → 分岐(昼食) → (冬季ルート) → 13:25 将棊頭山 13:50 → 西駒山荘 → (夏季ルート) → 分岐  → 分岐 → 大樽避難小屋 → 16:35 桂小場登山口


  

 難易度 : 中級 【体力:3 技術:2】※1   お薦め度 : ★★★

 歩行時間: 6時間55分(食事/晴れるの待つ時間 65分)※2

※1 参考までに→ツチフォト基準では上記難易度。

※2 コースタイム : 8時間56分(YAMAP)






この日登るのは中央アルプスの将棊頭山。伊那谷から見上げると山容が将棋
の駒の頭に見えるところから命名されたらしいが、将棋のギの字は木辺が
ない特殊文字なのでややこしい。

木曽駒ヶ岳の直ぐ北に位置する山で、千畳敷ロープウェイ駅から登るのが
最短ルートであるが、今回は桂小場登山口のクラシックルートを使い登る。
尚、ロープウェイが出来る前は、ここが木曽駒ヶ岳に登る主要ルートであった。






 序盤の植生はカラマツ、カエデ、ダケカンバ、後半はコメツガ、シャクナゲ
 ナナカマド、ハイマツなど






 登山口から稜線までの間に水場は3箇所、最後はここ大樽避難小屋の近くに
 あるとの事であったが、ここから徒歩10分の距離で水量は乏しいとの事で
 ルート場で水を調達する場合は、ここの手前で汲んだ方が良さそう。






 カニとコウモリを足したような形状の葉っぱを持つという事で名付けられた
 カニコウモリ






 ゴゼンタチバナ






 胸突八丁を登りきると稜線へ出る。






 稜線へ!しかしガスガス(´Д`;)






 ウサギギク。ひまわりを小さくした様な外観






 将棊頭山を目指し、稜線(冬季ルート)を進む






 一つ目のピーク。将棋の駒のような岩が乗っている






 二つ目のピーク。最初は後が見えなかった為ここが山頂かと思っていた。






 途中、タカネツメクサが大群生していた。






 二つ目のピークを抜けた先にあるこれが本当の山頂。






 ライチョウの親子を発見。

 中央アルプスでは絶滅したとされていたが、2018年にメス1羽の生息が確認
 されて以降、環境省が復活に向けた取り組みを進め、以後、個体数が増えて
 いるとの事!(*´∀`)






 山頂へ。ここで少しの間晴れるのを待ったが、結局晴れる事は無かった。






 西駒山荘方面へ下る途中で西方の視界が少し開けたが、また直ぐに雲に覆われてしまった。






 西駒山荘付近に咲いていたチングルマ






 チングルマの枯れ花。草紅葉が始まりそう。








 高山植物の女王 コマクサ。こちらもそろそろ終盤か






 西駒山荘へ






 コマクサ再生の地。

 ここに自生しているコマクサは全て種をまいて再生したものらしい。






 結局この日は晴れず、このまま下山しました。









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