八ヶ岳連峰  阿弥陀岳 



 日程 : 2024年2月11日

 天候 :     気温 : -2℃〜-13℃

■コース:

 6:50 ゲート手前駐車スペース → 船山十字路 → 御小屋山 → 不動清水 (軽食) → 阿弥陀岳(昼食) → 不動清水 → 御小屋山 → 船山十字路 → → 13:30 駐車スペース




 難易度  : 玄人 【体力:3.5 技術:4.5-5】
 お薦め度 : ★★★★



 参考までに→ツチフォト基準での厳冬期難易度。

・昨今厳冬期でも概ね常に梯子・ロープは露出している模様(ロープは残置?ハイマツなどが支点になっている)
・山頂手前は急勾配な岩と雪のミックスで、山頂手前の稜線は痩せ尾根になっており厳冬期の難易度は低くない。 適切なアイゼン・ピッケルワーク、及び、ある程度の冬山経験は必要と思われる。



この日は南八ヶ岳、赤岳のすぐ西にある標高2805mの阿弥陀岳へ。
阿弥陀岳は、八ヶ岳で赤岳、横岳に次いで3番目に高い山であるが、
諏訪、茅野方面から八ヶ岳連峰を望んだ際に一番高く見える山で
存在感のある山だ。


取り付きに選んだのは船山十字路。冬季は駐車スペースに向かうまでが
難路で、よくスタッグした話を聞くが、セカンドカーのデミオの四駆で
来られた。



尚、駐車していた車はSUVやクロカンが殆どで、手前にデポしている車や
スタッグした跡もあり、二輪駆動車で来るのはやめた方がよさそう。
スタッドレス+四駆なら問題ないと思われる。


冬季ゲートを潜り出発。






しばらく樹林帯の登りとなる。ゲートから程なくして御小屋山へ。






樹林帯が続く。






徐々に勾配がきつくなってきた。






往路の右手・南側が開けている展望台へ。






展望台からは南アルプスが眺められる。甲斐駒ヶ岳や左奥に北岳など。






また阿弥陀岳の山頂部も見えた。








展望台から少し歩くと、堂々とした権現岳が右手が現れる。






御小屋尾根は北側の眺望は乏しいものの、所々から南アルプスの景色を
眺められるのが良い。






ここで森林限界を越えた。






森林限界を越えると、左手・北側の景色も広がり
北八ヶ岳〜硫黄岳も望めるようになった。






この日の風は弱く穏やか。






阿弥陀岳が迫る。左右に絶景を眺めながら登っていく。






後半は斜度が上がり、岩と雪のミックスになった。

ハイマツを支点にとったロープがこの後に数個所あり、ピックが刺さり辛い
箇所の登り、及び下りはこのロープをしっかりと使わせて頂いた。
(尚、無くても頑張れはば登れる。)






最後の稜線。痩せた尾根が続く。













そして山頂へ。






山頂からの眺望


北側の硫黄岳〜横岳。






横岳〜赤岳。






東には圧巻の赤岳。手前の小さなピークは中岳。






東南方面






南側には、これまた圧巻の権現岳と、右奥には薄っすらと南アルプス。
手前に阿弥陀岳の南陵(バリエーションルート)。






西側は雲が多いが、諏訪湖が時々臨めた。






復路


痩せ尾根を慎重に下り、






ここから急こう配の下り。(中央稜はトレース無し)






ここは、ロープを補助的に使いクライムダウンで下った。
(ロープの無い場所にもう少し傾斜の緩い場所もあった)






諏訪方面を臨みながら、最後の森林限界地点を下り、樹林帯へ。






樹林帯を下り切り、駐車スペースに戻ってきた。






運転が上手でない人はここが核心部かもしれない林道を下り、帰宅しました。









八ヶ岳連峰トップへ

ツチフォトトップへ









inserted by FC2 system