奥羽山脈  岩手山  日本百名山



 登頂日: 2013/5/2 

 天気 :曇り、後吹雪   / 気温:6℃〜-7℃

 コース: 7:00 馬返し → 4合目 → 0:00 七合目鉾立 → 10:45 八合目避難小屋(昼食と装備切替)11:40 → 不動平 → 12:50 薬師岳 → 13:30 八合目避難小屋(装備切替) 13:50  → 七合目鉾立 → 16:05 馬返し


 ※北→


 難易度   : 玄人 【体力:4 技術:5.5】※1
 総歩行時間 : 7時間30分※2
 お薦め度  : ★★★★


※1 悪天時の難易度。GW中の岩手山は吹雪く事があり、天候が荒れれば冬山に逆戻りする。今回は低気圧と寒気の影響で、山頂付近では風速20M弱の強風が吹き荒れ視界不良であったため技術P+1.0とした。

※2 コースタイム : 8時間5分

 








4日前の4月28日に強風(風速26m/s)の為リタイアした岩手山に
リベンジを果たすべくやってきた。

岩手山は、奥羽山脈北部の山だが主稜からは離れており独立峰に近く
東の盛岡側から見る姿が富士山のように見えることから「南部片富士」と
呼ばれている。山頂部は雲に覆われるも、その様子を辛うじて窺う事ができた。





登山口






c ピッケルの石突カバーの紐が外れた。縁起が悪い 。





一合目





二合目付近





四合目付近で雪が降り風も出てきた。





五合目付近で吹雪いてきた。但し風はまだ弱い。










念のためここからピッケルを利用。





陸上自衛隊の演習場で大砲と機関銃の音が鳴り響いていた。





御蔵岩





六合目付近から視界がかなり悪化。










これを登りきると一気に風が増す。





強風の中、何とか七合目へ到着。前回はここの直前で敗退したが
前回程は風は強くない!










防風地帯となっている八合目避難小屋へ到着。





ベッドや毛布が沢山あり、綺麗で立派な避難小屋だ。

ここで昼食を頂き、装備を整えて再出発した。





八合目から先は猛吹雪 (´Д`)∴何度もホワイトアウト。





不動平の標柱を何とか発見。





一時的に視界が開け、不動平避難小屋が見えた。





不動平から火口へ向けて進む。
避難小屋に落石注意・事故多発の警告があったが、
斜面は雪で埋まっていたので歩き易かった。





火口の縁へ出た。

風がもう一段強まり、とてつもない速度で風が吹き付けた。





火口沿いに祠やお地蔵様がいたので、ホワイトアウト
しそうな時など目印となり守っていただいた。





風の轟音が鳴り響いている。
下界は春の静けさが漂うが、山の上と下ではまるで別世界。
この非日常性が山の醍醐味と言えるな。








一瞬視界が開け、火口の中の様子を捉えた。





稜線は辛うじて火口縁がわかる視界。





ここで三角点を発見!





これは山頂だろ!?山頂の標柱はどこだ!?





おおおっと!?倒れた標柱を見つけた。

岩手山山頂と書かれている(っぽい)。よっしゃ登頂!





山頂からの景色は無いに等しい。長居は無用、下山しよう。





不動平へ降りて着た。火口より風は弱いがまだ安心はできない。





避難小屋が見えてきた (;;´O`)=ε3
ここまでくれば大分安心。





避難小屋で小休憩後、下山を再開。

7合目から5合目まで尻セードとグリセードで一気にくだった!










下が凍っていたので、中々の高速尻セードとなった。
(ケツが少し熱い)





駐車場へ到着!リベンジを果たした!!

この日登頂を試みたのは自分を合わせ3組3名だったが、他の二名は
途中下山され、登頂したのは自分だけだった(という自慢)








焼止まり温泉より。
夕方から地上は晴れに変わったが、山頂は相変わらず
雲がかかっていた。








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